環ROY(たまきロイ)は、宮城県生まれのラッパー、ビートメイカー。ラップと自作ビートを一体で行うスタイルと、言葉遊びやリズムの実験性で知られ、ヒップホップの枠を超えて現代音楽・舞台・映像の領域でも活動しています。本記事では、環ROYのプロフィール、来歴、ディスコグラフィと代表曲をまとめます。
基本データ
| 名義 | 環ROY(Tamaki Roy) |
|---|---|
| 読みがな | たまきロイ |
| 生年 | 1981年(宮城県生まれ。公式プロフィールに明記) |
| 活動開始 | 2003年頃 |
| 主なユニット | KAKATO(環ROY × 鎮座DOPENESS)、U-zhaan × 環ROY × 鎮座DOPENESS |
| レーベル | POPGROUP Recordings、B.J.L、commmons ほか(作品により異なる) |
来歴
中学生の頃にラジオで聴いたBUDDHA BRANDに影響を受けてヒップホップに傾倒し、2003年頃からラッパーとして活動を開始。2006年に1stアルバム『少年モンスター』を発表しました。2008年にはFragmentとの『MAD POP』、Eccyとの『more?』など共作ミニアルバムを連発し、2009年にはOlive Oilとの『Weekly Session』もリリースしています。
2010年に2ndアルバム『BREAK BOY』、2011年に3rdアルバム『あっちとこっち』を発表。同年、鎮座DOPENESSとのユニットKAKATOで無料配信アルバム『KARA OK』を公開しました。2013年の4thアルバム『ラッキー』収録「ワンダフル」のMVは、第17回文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品に選出されています。
2017年に5thアルバム『なぎ』を発表し、「ことの次第」のMVも第21回文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品に選ばれました。2019年にはU-zhaan&坂本龍一 feat.環ROY×鎮座DOPENESSとして「エナジー風呂」を発表。2020年に6thアルバム『Anyways』、2021年にU-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSの1stアルバム『たのしみ』をリリースしました。
近年はNHK Eテレ「デザインあneo」の音楽(蓮沼執太、青葉市子との共作)や舞台音楽、絵本の文など活動の幅を広げ、2026年には『エナジー風呂 EP』(新録を含む全4曲)をcommmonsから発表し、U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSのBillboard Live TOURも行っています。
年表
| 1981年 | 宮城県に生まれる |
|---|---|
| 2006年 | 1stアルバム『少年モンスター』を発表 |
| 2008年 | Fragmentとの『MAD POP』など共作ミニアルバムを発表 |
| 2010年 | 2ndアルバム『BREAK BOY』を発表 |
| 2011年 | 3rdアルバム『あっちとこっち』を発表。KAKATOで無料配信アルバム『KARA OK』 |
| 2013年 | 4thアルバム『ラッキー』を発表。「ワンダフル」のMVが文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品に |
| 2017年 | 5thアルバム『なぎ』を発表 |
| 2019年 | U-zhaan&坂本龍一 feat.環ROY×鎮座DOPENESS「エナジー風呂」を発表 |
| 2020年 | 6thアルバム『Anyways』を発表 |
| 2021年 | U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS『たのしみ』を発表 |
| 2026年 | 『エナジー風呂 EP』を発表 |
音楽性
ビートメイクとラップを一人で担い、日常の言葉をずらしながらリズムに乗せる実験的なスタイルが持ち味です。影響を受けた存在としてBUDDHA BRAND、K DUB SHINE、RHYMESTERらを挙げています。蓮沼執太フィルへの参加、ダンサー島地保武とのパフォーマンス、舞台音楽や絵本など、ジャンルの境界を越えた活動でも知られます。映像表現への評価も高く、MVが文化庁メディア芸術祭で2度にわたり審査委員会推薦作品に選出されました。
ディスコグラフィ
※本記事のApple Musicリンクはアフィリエイトリンクです。
| 発売日 | タイトル | 種別 |
|---|---|---|
| 2006年11月4日 | 少年モンスター(Apple Music未収載) | アルバム(1st) |
| 2010年3月17日 | BREAK BOY | アルバム(2nd) |
| 2011年5月4日 | あっちとこっち | アルバム(3rd) |
| 2013年4月3日 | ラッキー | アルバム(4th) |
| 2017年6月21日 | なぎ | アルバム(5th) |
| 2020年11月25日 | Anyways | アルバム(6th) |
| 2021年2月24日 | BTW | EP |
| 2021年4月14日 | たのしみ | アルバム(U-zhaan × 環ROY × 鎮座DOPENESS) |
| 2026年4月26日 | エナジー風呂 - EP | EP(U-zhaan & 坂本龍一 feat. 環ROY × 鎮座DOPENESS) |
このほか、KAKATO(環ROY × 鎮座DOPENESS)の無料配信アルバム『KARA OK』(2011年)『Japanese in the Thai』(2013年)など、Apple Music未収載の共作もあります。
代表曲
- 泉中央駅(2020年)
6thアルバム『Anyways』収録。地名を題材にした環ROYらしい1曲です。 - Break Boy in the Dream feat. 七尾旅人(2010年)
2ndアルバム『BREAK BOY』収録。 - YES(2013年)
『ラッキー』期の楽曲。 - ハッピーバースデー(2011年)
初期の代表的なMV楽曲です。 - ワンダフル(2013年)
『ラッキー』収録。MVは第17回文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品です。音源で紹介します。 - ことの次第(2017年)
『なぎ』収録。MVは第21回文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品です。音源で紹介します。 - エナジー風呂(2019年)
U-zhaan&坂本龍一 feat.環ROY×鎮座DOPENESS。坂本龍一を交えたトリオの代表曲です。 - ギンビス
U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSの楽曲。 - サマージャム'95
鎮座DOPENESS×環ROY×U-zhaanの共演曲。
今後のライブ
2026年12月は、12月4日に東京・新代田FEVER「Cultivate vol.5」への出演のほか、U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSとして、12月20日に福島・いわき club SONIC iwaki、12月22日に京都CLUB METRO(ワンマン、開場18:30/開演19:30、前売5,000円+1ドリンク)、12月23日に名古屋Tokuzoでの公演が発表されています。
出典・確認日
出典:環ROY公式サイト、ORICON NEWS、文化庁メディア芸術祭、Apple Musicほか。本記事の情報は2026年11月5日に確認しました。
