NYNJAは、福島県のMC。UMB(ULTIMATE MC BATTLE)福島予選が初開催された2011年に優勝し、初代王者となった。本戦でもJANS、KONGの両予選王者を破ってベスト8に進出している。2013年以降の公的な活動記録は乏しく、謎の多いMCである。
基本データ
| 名義 | NYNJA |
| 読み | 公式には確認できていない(本記事では「ニンジャ」と表記する) |
| 拠点 | 福島県(県内の市町村は未確認) |
| 所属 | PAPER BOY ENTと記す資料があるが、一次情報での裏付けは確認できていない |
| 主な戦績 | UMB福島予選優勝(2011、初代王者)/UMB本戦ベスト8(2011) |
来歴
NYNJAの記録は2011年に集中している。UMB福島予選はこの年が初開催で、NYNJAはUMB初出場のまま予選を制し、初代王者となった(予選の開催日・会場・対戦経路は資料に残っていない)。
2011年12月30日のUMB GRAND CHAMPIONSHIP 2011(恵比寿LIQUIDROOM)は、本戦出場枠が32名に拡大された年で、優勝は晋平太だった。NYNJAは1回戦で宮城王者のJANS、2回戦で奈良王者のKONGを破って勝ち進み、ベスト8でNAIKA MCに敗れた。NAIKA MCはそのまま決勝まで進み準優勝している。当時のUMBは観客判定の形式で、判定の数値スコアは記録されていない。jp-hphp・MCBattle.jpともに、NYNJAの出場大会はこの1大会のみで、通算2勝1敗としている。
音源面では、2011〜2012年にNYNJA名義の参加作品が配信されている(詳細は後述の「音源について」)。これ以降、バトル・音源とも公的な記録は確認できていない。
年表
| 2011年 | UMB福島予選で優勝(初代王者)。本戦ベスト8(JANS・KONGに勝利、NAIKA MCに敗北)。連名シングル「Sun Set / Baby Girl」 |
| 2012年 | XL-BANBU、GISSHERの作品に客演参加 |
音楽性
初出場の予選を制し、本戦でも予選王者2人を破った2011年の結果が示すとおり、当時の東北シーンで頭角を現したMCだった。残された音源は連名・客演が中心で、ソロ名義のアルバムやEPは確認できていない。
音源について
Apple Musicのアーティストページ「NYNJA」には、2011〜2012年の日本語ラップ作品群が掲載されている。UMB優勝と同時期の作品で、共演者もJDA、XL-BANBU、GISSHERといった日本のシーンの面々であり、GISSHERのアルバムには後の福島予選王者Atmoshiphereも参加していることから、本記事ではこれらをNYNJA本人の作品として紹介する。ただし、UMBのNYNJA本人であることを直接示す公式資料は確認できていない点は明記しておく。なお同じアーティストページには2020〜2022年の別文脈の作品も混在しているが、こちらは別人とみられるため本記事では扱わない。
ディスコグラフィ
※本記事のApple Musicリンクはアフィリエイトリンクです。
| アーティスト | タイトル | 発売・備考 |
|---|---|---|
| NYNJA, JDA, XL-BANBU, SHINGTA & Yoshimi | 「Sun Set / Baby Girl」 | 連名シングル/2011年9月21日/2曲 |
| XL-BANBU | 『For You / Stron Ger - Single』 | 客演/2012年6月6日。収録曲「Stron Ger feat NYNJA, RAKAN」に参加 |
| GISSHER | 『WHITE LINE』 | 客演/2012年11月29日。収録曲「G-AZS feat.NYNJA」に参加 |
代表曲
- 「Sun Set」(連名シングル「Sun Set / Baby Girl」収録)――NYNJAの名義が先頭に来る唯一の作品。UMB福島予選優勝と同じ2011年に発表された。
今後のライブ
本記事の作成時点(2026年11月7日)で、今後のライブ予定は公式に確認できていない。
出典・確認日
MCBattle.jp(NYNJAのMCページ/UMB 2011本戦ページ)、jp-hphp(NYNJAのMCページ/NAIKA MCのMCページ)、note「UMB予選歴代王者一覧」(onoyu_hiphop)、中国語版Wikipedia「ULTIMATE MC BATTLE」(所属表記の出典)、iTunes Lookup(アーティスト/コレクション情報、2026年11月7日確認)。確認日:2026年11月7日。
