WILYWNKA(ウィリーウォンカ)は、大阪府出身のラッパー。高校生時代から「BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」に出場して頭角を現し、2018年にオーディション番組『ラップスタア誕生!』で準優勝。ANARCHYが主宰するレーベル「1% | ONEPERCENT」と契約し、シングル『Rapper's Flow』でソロデビューした。メロディアスなフローと独特の声質、地元・大阪への愛着を歌うスタイルで知られ、プロデューサーのGeG、レゲエDeeJayのVIGORMANと結成したユニット「変態紳士クラブ」のメンバーとしても活動する。2021年には『Our Style』がTikTokでバイラルヒットを記録し、2026年には変態紳士クラブの活動再開が発表された。
基本データ
| アーティスト名 | WILYWNKA(ウィリーウォンカ) |
|---|---|
| 本名 | 非公表 |
| 生年月日 | 1997年3月26日 |
| 出身地 | 大阪府 |
| 活動期間 | 2012年 - |
| ジャンル | ヒップホップ/ラップ |
| 職業 | ラッパー |
| レーベル | 1% | ONEPERCENT(変態紳士クラブとしてはTOY'S FACTORY) |
| 公式サイト | 1% | ONEPERCENT |
1997年、大阪府生まれ。高校生の頃から「BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」に出場し、旧名義「Willy Wonka a.k.a TAKA」として活動した。Japp Pepperの勧誘でFORCE LIMITに加入し、F-RAWWとのユニットHushPlant、TH beatzらとのJet Lagなど、地元・大阪でクルー活動を重ね、2015年には初の音源となるミックステープ『FLY KICKS』をリリースしている。
ソロ活動と並行して、旧友のGeG、VIGORMANと変態紳士クラブを結成し、そちらでも大きな成功を収めた。ソロではアルバム4作を発表し、ZeppツアーやBillboard Live公演、阪神タイガースの本拠地・甲子園球場での始球式など、ヒップホップシーンの外側にも活動の場を広げている。
来歴
2012年、高校生だったWILYWNKAは「BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」に出場。第1回、第2回と連続で出場し、2013年の第3回、2015年の第7回にも姿を見せた。2017年1月にシングル『CCC』をリリース。同年11月22日には、GeG、VIGORMANとの変態紳士クラブが1st EP『ZIP ROCK STAR』をリリースし、収録曲「好きにやる」のミュージックビデオは2020年に1,000万回再生を記録している。
転機は2018年。次世代ラッパーの発掘番組『ラップスタア誕生!』で準優勝を果たし、ANARCHYが設立した新レーベルONEPERCENTとソロ契約を結んだ。6月15日にシングル『Rapper's Flow』でソロデビューし、9月19日には1stアルバム『SACULA』を発表。2019年には全国60カ所以上でライブを行い、9月20日に2ndアルバム『PAUSE』をリリースした。2020年2月には変態紳士クラブがTOY'S FACTORYからメジャーデビュー。同年12月4日には、BACHLOGICが全曲をプロデュースしたEP『EAZY EAZY』を発表した。
2021年、ライブ限定のフリースタイルとして披露されていた『Our Style』がTikTokで拡散され、大きなバイラルヒットとなった(詳細は代表曲の項)。変態紳士クラブの「YOKAZE」はトリプルプラチナ認定を受けている。2022年にはEP『NOT FOR RADIO』と3rdアルバム『COUNTER』を発表し、Zeppツアー「WILYWNKA PARK」を全国5都市で開催。変態紳士クラブも日本武道館でワンマンライブを行った。一方で同ユニットは2023年3月のシングル『蝉』を最後に活動を休止した。
2024年5月8日、4thアルバム『90's Baby』をリリースし、Zeppツアー「WILYWNKA STUDIOS JAPAN」を開催。9月には甲子園球場で阪神タイガース戦の始球式を務め、12月には初のBillboard Live単独公演(東京・大阪)を行った。2025年9月5日には、甲子園球場のスタメン紹介でシーズンを通して使用された楽曲『We Ready』をリリース。2026年3月20日にシングル『Rapper's Flow Pt.2』、7月24日にEP『No Goodbyes.』を発表し、10月には変態紳士クラブの活動再開が発表された。
年表
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 2012年 | 「BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」に出場(第1回・第2回) |
| 2013年 | 第3回「BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」に出場 |
| 2015年 | 第7回「BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」に出場。9月20日、初の音源となるミックステープ『FLY KICKS』をリリース |
| 2017年 | 1月18日、シングル『CCC』をリリース。11月22日、変態紳士クラブの1st EP『ZIP ROCK STAR』をリリース |
| 2018年 | 『ラップスタア誕生!』で準優勝し、1% | ONEPERCENTとソロ契約。6月15日、シングル『Rapper's Flow』でソロデビュー。9月19日、1stアルバム『SACULA』をリリース |
| 2019年 | 全国60カ所以上でライブを開催。9月20日、2ndアルバム『PAUSE』をリリース |
| 2020年 | 変態紳士クラブがTOY'S FACTORYよりメジャーデビュー。12月4日、EP『EAZY EAZY』をリリース |
| 2021年 | 『Our Style』がTikTokでバイラルヒットし、6月11日に正式リリース。変態紳士クラブの「YOKAZE」がトリプルプラチナ認定 |
| 2022年 | 1月28日、EP『NOT FOR RADIO』、6月17日、3rdアルバム『COUNTER』をリリース。Zeppツアー「WILYWNKA PARK」を全国5都市で開催。変態紳士クラブが日本武道館ワンマンを開催 |
| 2023年 | 変態紳士クラブがシングル『蝉』を最後に活動休止 |
| 2024年 | 5月8日、4thアルバム『90's Baby』をリリース。Zeppツアー「WILYWNKA STUDIOS JAPAN」開催。9月、甲子園球場で始球式。初のBillboard Live単独公演(東京・大阪) |
| 2025年 | 9月5日、シングル『We Ready』をリリース |
| 2026年 | 3月20日、シングル『Rapper's Flow Pt.2』、7月24日、EP『No Goodbyes.』をリリース。10月、変態紳士クラブの活動再開が発表される |
音楽性
TuneCore Japanの公式プロフィールは、WILYWNKAの音楽性を「独特の声質とメロディアスなフロー、生々しい正直さと感情の深さを両立させたリリック」と評している。甘く伸びる歌声に近いトーンでメロディに乗せるラップは、ストリートの日常や地元・大阪への愛着といった題材と結びつき、幅広い層に届くポップな感触を生んでいる。
サウンド面では、NOAH、GeG、BACHLOGIC、KM、COOKIN' SOUL、DJ UPPERCUT、Taka Perryら多彩なプロデューサーと組み、ブーンバップからトラップ、メロウなトラックまでを乗りこなす。本人は最も影響を受けたのは2000年代初頭のヒップホップだと語っており、90年代から2000年代のサウンドへの敬意は、4thアルバム『90's Baby』のタイトルにも表れている。
ライブでの存在感も大きな武器で、ライブ限定のフリースタイルだった『Our Style』がそのままバイラルヒットにつながったエピソードは象徴的だ。『We Ready』が甲子園球場の阪神タイガースのスタメン紹介に採用されるなど、楽曲がヒップホップシーンの外側の現場にも浸透している点も特徴といえる。
ディスコグラフィ
※本記事のApple Musicリンクはアフィリエイトリンクです。
| リリース日 | タイトル | 種別 |
|---|---|---|
| 2015年9月20日 | FLY KICKS | ミックステープ(Apple Musicでの配信なし) |
| 2017年1月18日 | CCC | シングル(Apple Musicでの配信なし) |
| 2018年3月28日 | Kill Me / Soul One | シングル |
| 2018年6月15日 | Rapper's Flow | シングル |
| 2018年9月19日 | SACULA | アルバム |
| 2019年4月10日 | Stay (feat. SIRUP) | シングル |
| 2019年9月20日 | PAUSE | アルバム |
| 2020年12月4日 | EAZY EAZY | EP |
| 2021年6月11日 | Our Style | シングル(WILYWNKA & Brasstracks名義) |
| 2021年10月1日 | Feeling Like... | シングル |
| 2022年1月21日 | Pepperoni | シングル(Apple Musicでは単独配信なし。EP『NOT FOR RADIO』収録曲として配信) |
| 2022年1月28日 | Not for Radio | EP |
| 2022年4月20日 | Chill Out | シングル |
| 2022年6月17日 | Counter | アルバム |
| 2024年2月28日 | Excuse Me | シングル |
| 2024年3月19日 | Push 'N' Push | シングル |
| 2024年4月3日 | Sakura | シングル |
| 2024年5月8日 | 90's Baby | アルバム |
| 2024年5月8日 | Gorgeous (feat. ¥ellow Bucks & Nephew) | シングル |
| 2025年3月7日 | The Way (feat. Daichi Yamamoto) | シングル |
| 2025年4月18日 | Billboard Live Tokyo 2024.12.14 (Band Set Live) | ライブアルバム |
| 2025年9月5日 | We Ready | シングル |
| 2026年3月20日 | Rapper's Flow Pt.2 | シングル |
| 2026年7月24日 | No Goodbyes. | EP |
客演・コラボレーションも数多く、ANARCHYのアルバム『The KING』収録「Lucky 13」、GeGの「Merry Go Round」「I Gotta Go」、Cz TIGER「Ride with Me」、kZm「Forever Young」、KEIJU、SALUとの「YOUNG LOVE」、SIRUP「PEACE feat. WILYWNKA」(2026年)など、世代やジャンルを超えた共演を重ねている。
変態紳士クラブ名義では、EP『ZIP ROCK STAR』(2017年)、EP『HERO』(2020年)、アルバム『ZURUMUKE』(2021年)、EP『Shitauchi』(2022年)などを発表。「YOKAZE」はトリプルプラチナ認定を受けるヒットとなり、2022年2月には日本武道館でワンマンライブ「変態紳士舞踏会 in 日本武道館」を開催した。
代表曲
Rapper's Flow
2018年6月15日リリースのソロデビューシングル。NOAHプロデュースによるストレートなヒップホップチューンで、ミュージックビデオは公開直後に10万回再生を超え、『ラップスタア誕生!』準優勝直後の注目度の高さを示した。2026年には続編「Rapper's Flow Pt.2」も発表されている。
Take It Easy feat. 唾奇
1stアルバム『SACULA』収録曲。沖縄出身のラッパー唾奇を迎え、GeGのプロデュースによる心地よいグルーヴに乗せた、肩の力の抜けた一曲。WILYWNKAのメロディアスな一面を象徴する楽曲として知られる。
Our Style
もともとはBrasstracksの「Fever」のビートに乗せ、ライブ限定のフリースタイルとして披露されていた楽曲。パフォーマンス動画がTikTokで拡散され、再生回数1億5,000万回超、投稿動画4万本超を記録した。2021年6月11日、新しいバースを加えた公式版がWILYWNKA & Brasstracks名義でリリースされ、Billboard Japan Heatseekers Songsで3位、LINE MUSICのミュージックビデオ週間チャートで1位を記録した。YouTubeの公式投稿は音源のみのため、ここではApple Musicへのリンクを掲載する。
NO MAKE
2ndアルバム『PAUSE』収録曲で、BACHLOGICプロデュース。ミュージックビデオは2019年12月25日に公開された。飾らない等身大の姿勢を歌う、アルバムの世界観を象徴する一曲。
Excuse Me
2024年2月28日リリースの先行シングルで、Taka Perryプロデュース。本人はこの曲ができた瞬間に「アルバムが作れる」という手応えを得たと語っており、4thアルバム『90's Baby』制作の起点となった楽曲である。
Rapper's Flow Pt.2
2026年3月20日リリース。ソロデビューシングル『Rapper's Flow』の続編と位置づけられる楽曲で、プロデュースはLion Melo。同年7月24日リリースのEP『No Goodbyes.』にも収録された。デビューから8年を経た現在地を示す一曲となっている。
今後のライブ
ソロ名義では、2026年12月の公演は確認日時点で発表されていない。
変態紳士クラブ名義では、約3年半ぶりの活動再開が発表され、ワンマンライブ「変態紳士舞踏会 -We're Back-」が2026年12月23日(水)に東京・豊洲PITで開催される(開場18:00/開演19:00、前売7,000円)。2022年2月の日本武道館公演以来、約5年ぶりのワンマンライブとなる。
出典・確認日
- 1% | ONEPERCENT 公式サイト
- TuneCore Japan(アーティストページ/各リリースの配信ページ)
- Apple Music(iTunes Lookup API)
- OTOTOY
- 音楽ナタリー
- Spincoaster
- ORICON NEWS
- Rolling Stone Japan
- Wikipedia
確認日:2026年11月2日
