前回の「黎明期(1981-1985)」では、YMOやいとうせいこう氏による、知的な「実験」としてのラップの誕生を追いかけました。しかし、1986年からの5年間、その空気は一変します。 それは、NYから届いた圧倒的な熱量に当てられた若者たちが、「本場の真似事ではない、自分たちのカルチャー」としてHIPHOPを確立しようと暴れ出した時代。RUN DMCの衝撃から、伝説のレーベル設立、そしてスチャダラパーのデビューまで。日本語ラップが「牙」を剥き始めた、熱狂の5年間を凝縮して届けます。 1986年:RUN DM ...