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アーティスト名鑑

KREVA

KREVA アーティスト名鑑アイキャッチ

KICK THE CAN CREWのMCにして、B-BOY PARKのMCバトル3連覇で知られるKREVAのプロフィール。全ディスコグラフィと代表曲の公式MVを出典付きで徹底解説。

読み方くれば

KREVA(くれば)は、青森県生まれ、東京都江戸川区育ちのラッパー、シンガーソングライター、音楽プロデューサー。KICK THE CAN CREWのメンバーとして日本語ラップの大衆化を牽引し、B-BOY PARKのMCバトルでは史上初の3連覇を達成した。2004年にソロデビューし、2ndアルバム『愛・自分博』でヒップホップソロアーティストとして初のオリコン週間1位を獲得。作詞からプロデュースまでを自身で手がけるスタイルで頂点に立ち続け、2025年には通算10作目のアルバム『Project K』を発表した。

基本データ

アーティスト名 KREVA(くれば)
本名 畠山貴志(はたけやま たかし)
生年月日 1976年6月18日
出身地 青森県生まれ、東京都江戸川区育ち
身長・血液型 血液型:O型
活動開始 1995年(BY PHAR THE DOPEST)。ソロは2004年デビュー
所属・レーベル SPEEDSTAR RECORDS(2016年〜)、自身のレーベル「くレーベル」。2004〜2016年はKnife Edge(ポニーキャニオン)
関連グループ KICK THE CAN CREW、BY PHAR THE DOPEST、FUNKY GRAMMAR UNIT、神輿ロッカーズ
公式サイト kreva.club

来歴

中学時代にボビー・ブラウンの映像に影響を受け、ダンスを経てラップを始める。慶應義塾大学在学中の1995年に同級生のCUEZEROとユニット「BY PHAR THE DOPEST」を結成した。1997年にはLITTLE、MCUとともにKICK THE CAN CREWを結成し、同年にインディーズデビュー。2001年5月にシングル「スーパーオリジナル」でメジャーデビューすると、「クリスマス・イブRap」「マルシェ」「アンバランス」などのヒットで日本語ラップを大衆のものに押し上げた。2002年には「マルシェ」で『第53回NHK紅白歌合戦』に出場している。KREVAの名は英単語 "clever" に由来する。

B-BOY PARKのMCバトルでは1999年から2001年まで史上初の3連覇を達成し、殿堂入りを果たした。2004年6月、人気絶頂の中でKICK THE CAN CREWは活動を休止。同月、誕生日の6月18日にインディーズシングル「希望の炎」を10,908枚限定でリリースし、9月8日にシングル「音色」でソロメジャーデビューした。11月には1stアルバム『新人クレバ』を発表。2006年2月の2ndアルバム『愛・自分博』は、ヒップホップソロアーティストとして史上初のオリコン週間ランキング初登場1位を記録し、同年には初の日本武道館単独公演も果たした。2008年にはアジア人ヒップホップソロアーティストとして初めてMTV Unpluggedに出演している。

2011年に初の著書『KREAM』を刊行。2012年からは主催フェス「908 FESTIVAL」を開催し、2013年には9月8日が「クレバの日」として日本記念日協会に認定された。2014年にはミュージカル『IN THE HEIGHTS』日本版の日本語詞を担当。同年、KICK THE CAN CREWとしてROCK IN JAPAN FESTIVALにサプライズ出演し、2015年には47都道府県ツアーを達成した。2016年にSPEEDSTAR RECORDSへ移籍し、2017年2月に移籍後初のフルアルバム『嘘と煩悩』を発表。同年、KICK THE CAN CREWも約14年ぶりのアルバム『KICK!』で本格再始動した。2021年の9thアルバム『LOOP END / LOOP START』はオリコンとBillboard JAPANの両週間チャートで1位を獲得し、同年の『NHK紅白歌合戦』にも出演。2024年に所属事務所を退社して独立し、2025年2月に10作目のアルバム『Project K』をリリースした。

年表

1995年 BY PHAR THE DOPESTを結成(CUEZEROと)
1997年 KICK THE CAN CREW結成。同年インディーズデビュー
1999年 B-BOY PARK MC BATTLE 優勝(2001年まで3連覇、殿堂入り)
2001年 KICK THE CAN CREW「スーパーオリジナル」でメジャーデビュー
2002年 KICK THE CAN CREW「マルシェ」でNHK紅白歌合戦に出場
2004年 KICK THE CAN CREW活動休止。シングル「音色」でソロデビュー。1stアルバム『新人クレバ』
2006年 『愛・自分博』がオリコン週間1位。初の日本武道館公演
2012年 主催フェス「908 FESTIVAL」を開始
2013年 9月8日が「クレバの日」に認定(日本記念日協会)
2016年 SPEEDSTAR RECORDSへ移籍
2017年 『嘘と煩悩』発表。KICK THE CAN CREWが『KICK!』で本格再始動
2021年 『LOOP END / LOOP START』が主要チャートで1位。NHK紅白歌合戦に出演
2025年 10thアルバム『Project K』

音楽性・スタイル

KREVAの最大の特徴は、作詞・作曲・トラックメイク・ラップ、さらにはプロデュースまで、楽曲制作のすべてを自身で手がける点にある。KICK THE CAN CREWでもMCを務める傍ら、ほぼ全曲のトラックメイクを担当していた。そのスタイルは、高速ラップの技術とメロディアスなフロウを自在に行き来するものだ。言葉遊びをちりばめた高度なライミングでありながら、初めて聴く人にも意味が届く言葉選びで、ヒップホップの手法をメインストリームのど真ん中で成立させてきた。

題材の幅も広く、恋愛や日常を描くポップな楽曲から、自己と向き合う内省的な楽曲までを手がける。2017年の『嘘と煩悩』では人間の普遍的な業をテーマに据え、2025年の『Project K』では独立後の新環境で一曲入魂の制作に臨むなど、節目ごとに表現を更新し続けている。楽曲提供やミュージカルの日本語詞など、自身の作品以外でもその技術が求められている。

ディスコグラフィ

※本記事のApple Musicリンクはアフィリエイトリンクです。

スタジオアルバム(全10作)

発売日 タイトル レーベル Apple Music
2004年11月3日 新人クレバ Knife Edge Apple Music
2006年2月1日 愛・自分博 Knife Edge Apple Music
2007年9月5日 よろしくお願いします Knife Edge Apple Music
2009年9月8日 心臓 Knife Edge Apple Music
2011年9月8日 GO Knife Edge Apple Music
2013年2月27日 SPACE Knife Edge Apple Music
2017年2月1日 嘘と煩悩 SPEEDSTAR RECORDS Apple Music
2019年9月18日 AFTERMIXTAPE SPEEDSTAR RECORDS Apple Music
2021年9月8日 LOOP END / LOOP START SPEEDSTAR RECORDS Apple Music
2025年2月19日 Project K SPEEDSTAR RECORDS Apple Music

初期6作はKnife Edge(ポニーキャニオン)から、2016年の移籍以降はSPEEDSTAR RECORDSからリリースされている。『LOOP END / LOOP START』(2021年)は配信でサプライズリリースされ、翌2022年にDeluxe EditionとしてCD化された。『愛・自分博』の発売日は資料により2月1日/2月2日と割れる(本表はApple Music表記に合わせた)。

その他の作品

  • ミニアルバム:『OASYS』(2010年、Apple Music)、『存在感』(2018年、Apple Music)
  • ベストアルバム:『クレバのベスト盤』(2008年、Apple Music)、『KREVA BEST ALBUM「KX」』(2014年、Apple Music)、『成長の記録 〜全曲バンドで録り直し〜』(2019年)
  • KICK THE CAN CREW:『VITALIZER』(2002年)、『magic number』(2003年)、『KICK!』(2017年)、『THE CAN』(2022年)

代表曲

  • 音色(2004年、『新人クレバ』収録):ソロメジャーデビューのシングル。メロディックで叙情的なラブソングで、KREVAの歌心を世に知らしめた一曲。(
    )
  • イッサイガッサイ(2005年、『愛・自分博』収録):夏の恋模様を歌ったサマーチューン。軽快なトラックと覚えやすいフックで、今なおライブの定番。(
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  • スタート(2005年、『愛・自分博』収録):9月8日「クレバの日」にリリースされたシングル。別れゆく2人の再スタートを描いた、メロウで切ない一曲。(
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  • 成功(2009年、配信シングル):2009年1月に配信でリリースされた楽曲。成功への強い意志をストレートに歌い上げたアンセム。(
    )
  • Na Na Na(2012年、『SPACE』収録):前へ進み続ける姿勢を歌ったアンセム。ライブでも一体感を生む代表曲。(
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  • 居場所(2017年、『嘘と煩悩』収録):移籍後初のアルバムを象徴するリード曲。ドローン撮影のMVも話題になった。(
    )

MCバトル戦績

B-BOY PARK MC BATTLE 1999 優勝
B-BOY PARK MC BATTLE 2000 優勝(2連覇)
B-BOY PARK MC BATTLE 2001 優勝(史上初の3連覇を達成し、大会の殿堂入り)

その後、KREVAがバトルの舞台に立つことはなかった。2016年には般若が『フリースタイルダンジョン』でKREVAへの宣戦布告を行い話題になったが、KREVAは番組出演を否定し、直接対決は実現しなかった。この経緯は般若のアーティスト名鑑でも紹介している。

今後のライブ

  • 2026年12月5日(土)「HIROSHIMA CONTI-NeW Fes 2026」広島グリーンアリーナ:公演情報を見る

情報源:KREVAオフィシャルサイト、SPEEDSTAR RECORDS、Apple Music、音楽ナタリー、江戸川区公式サイトほか(2026年11月2日確認)。最新の情報は公式発表をご確認ください。

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