DJ Mitsu the Beats(でぃーじぇい・みつ・ざ・びーつ)は、宮城県仙台市出身のDJ/ビートメイカー/プロデューサー。仙台のヒップホップユニットGAGLEのビートメイカー/DJを務め、ソロでも2003年の『New Awakening』以来、ジャズとヒップホップを架橋するビート作品を発表し続けてきた。Pete RockやGilles Petersonら海外の大物からも注目された、日本のビートシーンを代表するプロデューサーの一人である。
基本データ
| アーティスト名 | DJ Mitsu the Beats(でぃーじぇい・みつ・ざ・びーつ) |
|---|---|
| 本名・生年月日 | 非公表 |
| 出身地 | 宮城県仙台市 |
| 活動開始 | 1994年(DJとして) |
| 所属・レーベル | GAGLE/Jazzy Sport。ソロ作はINSENSE MUSIC WORKSほか |
| 所属グループ | GAGLE(ビートメイカー/DJ) |
来歴
1994年、テレビで見たDJに魅了され、ターンテーブル2台と自作ミキサーでDJを開始。1996〜97年に実弟のMC HUNGER、DJ Mu-RとヒップホップユニットGAGLEを仙台で結成し、1997年にはAKAI MPC2000の発売を機に楽曲制作を始めた。2001年にGAGLEがミニアルバム『BUST THE FACTS』でデビューしている。
2003年、ソロ1stアルバム『New Awakening』をPLANETGROOVEからリリース。デトロイトのDweleをはじめ海外アーティストが多数参加した国際色の強い作品で、Pete Rock、Gilles Peterson、DJ Spinnaらからも注目を集めた。2004年には米LAの雑誌「URB」の「期待するアーティスト100人」に日本人で唯一選出され、同作のリミックス集『Re-New Awakening Pt.1/Pt.2』も発表した。2006年にはリミックス/プロデュース・ワーク集『Excellence: Selected Works』をリリースし、米Stones Throwの10周年コンピレーション日本盤のミックスも担当した。
2009年に2nd『A WORD TO THE WISE』(José James参加の「Promise in Love」収録)、2010年に3rd『UNIVERSAL FORCE』を発表。後者にはZeebra、鎮座DOPENESS、TWIGYら国内勢が多数参加した。2012年からはインストゥルメンタルのビートアルバム『Beat Installments』シリーズをJazzy Sportから継続的にリリースし、2014年にはJ Dillaへのトリビュート作『Celebration of Jay』を発表(続編も制作)。同年にはBoiler Room初の東京配信にも出演した。
2018年にはTVドラマ『dele(ディーリー)』の劇伴音楽を岩崎太整と共同で担当。2020年に『ALL THIS LOVE』、2022年にBIMら日米のMCが多数参加した『MAGNETAR』を発表。2025年には11作目となる『New Horizon』(INSENSE MUSIC WORKS)をリリースし、STUTSとの共作「Stack Wave」などを収録した。2026年もGAGLEの新作やソロEP『Love In Color』、他アーティストへのプロデュース提供など精力的に活動している。
年表
| 1994年 | DJを開始 |
|---|---|
| 1996〜97年 | HUNGER、DJ Mu-RとGAGLEを仙台で結成 |
| 2001年 | GAGLEが『BUST THE FACTS』でデビュー |
| 2003年 | ソロ1stアルバム『New Awakening』 |
| 2004年 | 米「URB」誌「期待するアーティスト100人」に日本人で唯一選出 |
| 2006年 | ワーク集『Excellence: Selected Works』 |
| 2009年 | 2ndアルバム『A WORD TO THE WISE』 |
| 2010年 | 3rdアルバム『UNIVERSAL FORCE』 |
| 2012年 | 『Beat Installments』(ビートアルバムシリーズ開始) |
| 2014年 | J Dillaトリビュート作『Celebration of Jay』。Boiler Room東京に出演 |
| 2018年 | TVドラマ『dele』の劇伴を岩崎太整と共同担当 |
| 2020年 | アルバム『ALL THIS LOVE』 |
| 2022年 | アルバム『MAGNETAR』 |
| 2025年 | 11thアルバム『New Horizon』 |
| 2026年 | EP『Love In Color』。Sitissy luvitのEPを全曲プロデュース |
音楽性・スタイル
ジャズのフィーリングを色濃く湛えたソウルフルなビートが持ち味で、サンプリングと生演奏を自在に行き来する。ソロ作ではデビュー当初から海外のシンガーやMCを積極的に迎え、国内MCとのコラボレーションでも「One Hip Hop」(Zeebra参加)のような代表曲を生んできた。GAGLEでは全楽曲のビートを手がけ、仙台に拠点を置いたまま国内外で活動を続ける姿勢も一貫している。
近年は若手アーティストへのビート提供やリミックス、コンピレーションのコンパイルなど、プロデューサーとしての仕事の幅も広げている。
ディスコグラフィ
※本記事のApple Musicリンクはアフィリエイトリンクです。
スタジオアルバム(ソロ名義)
| 発売日 | タイトル | レーベル | Apple Music |
|---|---|---|---|
| 2003年8月14日 | New Awakening | PLANETGROOVE | Apple Music |
| 2009年5月27日 | A WORD TO THE WISE | PLANETGROOVE | Apple Music |
| 2010年8月4日 | UNIVERSAL FORCE | PLANETGROOVE | Apple Music |
| 2012年4月25日 | Beat Installments | Jazzy Sport | Apple Music |
| 2013年5月29日 | Beat Installments Vol.2 | Jazzy Sport | Apple Music |
| 2014年10月4日 | CELEBRATION OF JAY | Jazzy Sport | Apple Music |
| 2015年12月19日 | Beat Installments Vol.3 - Rhodes Special - | Jazzy Sport | Apple Music |
| 2016年12月7日 | Beat Installments Vol.4 | Jazzy Sport | Apple Music |
| 2020年2月19日 | ALL THIS LOVE | VAA/Jazzy Sport | Apple Music |
| 2022年7月27日 | MAGNETAR | VAA/Jazzy Sport | Apple Music |
| 2025年11月21日 | New Horizon | INSENSE MUSIC WORKS | Apple Music |
その他の作品
- リミックス集:『Re-New Awakening Pt.1』『Re-New Awakening, Pt. 2』(2004年)
- ワーク集:『Excellence: Selected Works』(2006年)、『Excellence: Selected Works II』(2010年)※いずれもApple Music(JP)での配信を確認できなかったためリンクなし
- 共作:『loop amplitude』(2011年、FAT LOOPとの共作)
- トリビュート続編:『Celebration of Jay 2』(2020年)、『Celebration of Jay 3』(2023年)
- 劇伴:『dele (Original TV Series Soundtrack)』(2018年、岩崎太整との共同)
- EP:『Love In Color』(2026年、iriとの「重ねる」等を収録)
- ミックスCD:『Blue Impressions -Blue Note-』(2004年)、『Stones Throw Ten Years』日本盤ミックス(2006年)ほか
- 近年のプロデュース:Sitissy luvit『キニヨンジア』(2026年、全曲プロデュース)、COMA-CHI & Sitissy luvit「Teen spirits」、VERRY SMoL「坂道」(いずれもアニメ『シャドウビート』関連楽曲)ほか
代表曲
- Right Here feat. Dwele(2003年、『New Awakening』収録):デトロイトのシンガーDweleを迎えたデビュー作の代表曲。
- 独行 Jazz 道(2003年、『New Awakening』収録):実弟HUNGER(GAGLE)が参加した和ジャズ・ヒップホップ。
- Promise in Love feat. José James(2009年、『A WORD TO THE WISE』収録):ジャズシンガーのJosé Jamesを迎えた楽曲。
- One Hip Hop feat. Zeebra(2010年、『UNIVERSAL FORCE』収録):シングルカットもされた国内コラボの代表曲。
- Nightfall(2012年、『Beat Installments』収録):ビートアルバム期の代表曲。
- Stack Wave feat. STUTS(2025年、『New Horizon』収録):STUTSとの共作。7インチシングル化もされた。
- 坂道(VERRY SMoL、2026年、シングル):アニメ『シャドウビート』関連楽曲へのビート提供作。公式MVが公開されている。(
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今後のライブ
PLAY MAGAZINEのライブ情報に掲載されている2026年12月の公演は、現時点ではありません。新しい情報が入り次第、本ページとライブ・チケット欄でお知らせします。
出典・確認日
- GAGLE 公式サイト
- オリコンニュース プロフィール
- Apple Music アーティストページ
- Wikipedia「DJ Mitsu the Beats」
(2026年11月4日確認)最新の情報は公式発表をご確認ください。
