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アーティスト名鑑

PUNPEE

PUNPEE アーティスト名鑑アイキャッチ
読み方ぱんぴー

PUNPEE(ぱんぴー)は、東京都板橋区を拠点に活動するラッパー/トラックメイカー/DJ。実弟の5lack、同級生のGAPPERとのユニットPSGで注目を集め、ソロでは2017年の初アルバム『MODERN TIMES』が大きな評価を受けた。ラップだけでなく、プロデュース、リミックス、テレビ番組やアニメの音楽まで手がける、SUMMIT所属のオールラウンダーである。

基本データ

アーティスト名 PUNPEE(ぱんぴー)
別名義 PUN-P、Sugbabe、Heavy TOMO ほか
本名 非公表
生年月日 1984年3月26日
出身地 東京都文京区生まれ、板橋区育ち
活動拠点 東京都板橋区
活動開始 2002年(板橋録音クラブ結成)
所属・レーベル SUMMIT
関連ユニット PSG(PUNPEE、5lack、GAPPER)、板橋兄弟、PUNPEE & BIM
公式サイト SUMMIT 公式アーティストページ

来歴

東京都文京区に生まれ、小学4年のときに家族の都合で板橋区へ転居した。2002年、ヒップホップユニット「板橋録音クラブ」を結成(後に自然消滅)。2006年には「ULTIMATE MC BATTLE 2006」東京大会で優勝し、MCとしての実力を示した。2007年、同級生のGAPPERと組んでいたユニット「P&G」に実弟のS.L.A.C.K.(現5lack)が加わり、3人組ユニットPSGを結成。同年、カトマイラのアルバムを全曲プロデュースし、トラックメイカーとしての活動も本格化させた。

2009年8月、Akai主催のサンプラーバトル「MPC Gold Fingaz Kitchen」で優勝し、ラッパーとビートメイカーの両面で頂点に立った。同年10月、PSGとしてデビューアルバム『David』を発表。肩の力を抜いた自然体のラップと独創的なトラックが、KREVAやZEEBRAら同業者からも高く評価された。2010年には初のMIX CD『Mixed Bizness』が即完売し、Amebreakの「AWARD 2010 BEST PRODUCERS」で第1位に選出。2012年の作品集MIX『MOVIE ON THE SUNDAY』は、DJミックスの枠を超えた構成で名盤として語り継がれている。

2010年代半ばからは活動の幅を大きく広げる。2014年からTBS『水曜日のダウンタウン』のオープニング曲やジングルを制作し、レッドブルのテレビCMにも出演。2015年にはRHYMESTERのアルバム『Bitter, Sweet & Beautiful』にプロデュースと客演で参加し、加山雄三とのコラボ曲「お嫁においで2015」も話題になった。2017年1月には、敬愛する宇多田ヒカルの「光(Ray Of Hope MIX)」のリミックスを担当。同曲はゲーム『キングダム ハーツ HD 2.8』の主題歌として全世界で使われた。

2017年10月4日、満を持して初のソロアルバム『MODERN TIMES』を発売。「2057年の自分が、40年前に出した初作を振り返る」という回想録形式のコンセプトアルバムで、オリコンチャートでも上位に入るヒットとなった。2018年3月にはSPACE SHOWER MUSIC AWARDSで「BEST HIPHOP ARTIST」を受賞し、第10回CDショップ大賞2018では準大賞を受賞。本人が全曲を解説する『MODERN TIMES -Commentary-』も配信された。

2020年7月にEP『The Sofakingdom』を発表し、KREVAとの初共演曲「夢追人」や、実弟5lackを迎えた「Wonder Wall」を収録。同年11月と翌2021年3月には、限定的に発表してきた楽曲を集めた『Small Token』シリーズ2作をリリースした。2021年にはTVアニメ『オッドタクシー』の劇伴音楽をVaVa、OMSBと共に担当し、スカートとの主題歌「ODDTAXI」も話題に。2022年にはBIMとのWネームEP『焦年時代』と、『The Sofakingdom』の対になるEP『Return of The Sofakingdom』を発表した。

2023年3月には、相鉄・東急直通記念ムービーの楽曲としてハナレグミと「タイムマシーンにのって/家族の風景」を発表。同年10月には実父をフィーチャリングに迎えた「Family Sale (feat. 親父)」をリリースし、家族をテーマにした表現をさらに深めた。2025年7月にはPUNPEE & BIMとしてEP『Iced Out』を発表。2026年2月にはワンマンライブ「Seasons Greetings'26」を東京ガーデンシアターで開催した。

音楽性

PUNPEEの音楽の核にあるのは、DJ出身ならではの「編集」の感覚だ。既存の楽曲や映画のセリフ、効果音を素材として切り貼りするコラージュ的な手法で、MIX CD『MOVIE ON THE SUNDAY』ではミックスそのものを一つの物語に仕立てた。ラップには洋邦のヒップホップ・クラシックやアメリカン・コミックス、映画へのマニアックな引用がちりばめられ、ユーモアと日常の描写が同居する。

一方で、題材は地元・板橋と家族に根ざしている。実弟5lackとの共演、実父を迎えた楽曲など、身近な人々との関係を歌い続けてきた。「PUNPEE」という名前自体、「一般人」に由来するとされる。突出した技術を持ちながら、あくまで等身大の目線で語るスタンスが、ヒップホップの枠を超えて幅広い層に届いている。

トラックメイカー/プロデューサーとしても、RHYMESTER、SEEDA、般若、TOWA TEI、tofubeats、後藤正文、ZORNらへの楽曲提供、星野源「さらしもの (feat. PUNPEE)」やSTUTS「夜を使いはたして feat. PUNPEE」といった客演でも知られる。作る側と歌う側の両方でシーンの中心にいる存在だ。

ディスコグラフィ

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リリース日 タイトル 種別
2009年10月9日 David(PSG) アルバム
2010年11月20日 Mixed Bizness MIX CD(1000枚限定/Apple Musicでの配信なし)
2011年6月30日 BIRTHDAY BASH MIX MIX CD(500枚限定/Apple Musicでの配信なし)
2012年9月15日 MOVIE ON THE SUNDAY MIX CD・作品集(2000枚限定/Apple Musicでの配信なし)
2017年8月23日 RENTAL'S コンピレーション(TSUTAYAレンタル限定/Apple Musicでの配信なし)
2017年10月4日 MODERN TIMES 1stアルバム
2018年3月9日 MODERN TIMES -Commentary- コメンタリー・アルバム
2020年7月1日 The Sofakingdom EP
2020年11月20日 Small Token pt.1 EP
2021年3月26日 Small Token pt.2 EP
2022年8月3日 焦年時代(PUNPEE & BIM) EP
2022年12月7日 Return of The Sofakingdom EP
2025年7月9日 Iced Out(PUNPEE & BIM) EP

代表曲

タイムマシーンにのって

『MODERN TIMES』収録。戻れない時間への思いを歌った、PUNPEEを代表する一曲。アニメーションを交えた公式MVも大きな話題となった。2023年にはハナレグミとの共作「タイムマシーンにのって/家族の風景」として新たな形でも発表されている。

Happy Meal

『MODERN TIMES』収録。DJ MAYAKUプロデュースによる軽快なトラックに、映画やジャンクフードのモチーフを散りばめた遊び心あふれる楽曲。

Pride feat. ISSUGI

『MODERN TIMES』収録。米プロデューサーNottzのビートに、MONJUのISSUGIを迎えた重厚な一曲。2019年末に公式MVが公開された。

夢追人 feat. KREVA

EP『The Sofakingdom』収録。こちらもNottzプロデュースで、世代を超えたKREVAとの初共演が実現した楽曲。

Wonder Wall feat. 5lack

EP『The Sofakingdom』収録。実弟5lackとの共演曲で、山田智和が監督した公式MVとともに、兄弟の関係性を象徴する一曲として知られる。

夜を使いはたして(STUTS feat. PUNPEE)

STUTSの1stアルバム『Pushin'』(2016年)収録の客演曲。都会の夜を歌ったエモーショナルな楽曲で、公式MVは1000万回再生を超えるロングヒットとなった。PUNPEEの名をヒップホップ以外の層にも広げた一曲である。

今後のライブ

2026年12月18日(金)、神戸・Harbor Studioで開催される「CREATIVE ROOM Vol.19 -GARAGE SOUND SESSION- CreativeDrugStore × CarService」への出演が発表されている。出演はスチャダラパー、PUNPEE、CreativeDrugStore、uin、lil soft tennis ほか。開場・開演時刻などの詳細は、主催の公式発表を確認してほしい。2026年12月の公演は、現時点で発表されているのはこの1件である。

出典・確認日

  • SUMMIT 公式アーティストページ(PUNPEE)
  • SUMMIT『MODERN TIMES』作品ページ
  • 音楽ナタリー PUNPEEプロフィール
  • Apple Music(PUNPEE/PSG 各作品ページ)
  • Billboard JAPAN「CREATIVE ROOM Vol.19」開催報(2026年10月20日)
  • Wikipedia「PUNPEE」(補助資料)

確認日:2026年11月2日

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