ラッパー・Filix王(フィリックスワン)の楽曲「ちょ待って(feat. Sad Kid Yaz)」のミュージックビデオが、YouTubeで100万回再生を突破した。KAI-YOUが2026年11月2日に報じた。Filix王はABEMAのオーディション番組『RAPSTAR 2026』で注目を集めたが、10月24日には「SELECTION CYPHER」での敗退が判明している。その敗退を挟みながら、10月14日公開のMVは再生数を伸ばし続け、約3週間で大台に到達した。
この記事の要点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 到達 | 「ちょ待って」MVがYouTube再生回数100万回を突破(2026年11月2日報道、公開から約3週間) |
| 楽曲 | 2026年10月14日リリース、feat. Sad Kid Yaz、プロデュースはhi ken、レーベルは小王子 |
| 番組 | 『RAPSTAR 2026』応募12,953人(シリーズ史上最多)。Filix王は40人のSELECTION CYPHERに進出、10月24日に敗退 |
| 敗退後 | 翌10月25日に2曲入りシングル「RAPSTAR DISらない」をリリース |
| チャート | Spotify「Viral Hits Japan」選出、Billboard JAPAN「Japan Hot Shot Songs」ランクイン |
「ちょ待って」という曲
「ちょ待って」は、盟友・Sad Kid Yazを客演に迎えた約3年ぶりの共作。作詞は2人、作曲/プロデュースはhi kenが手がけた。タイトルの短い言葉をフックで繰り返しながら、待ち合わせへ向かう夜の時間と相手への思いを描くラブソングで、突飛な言葉選びやユーモアが前面に出ることの多いFilix王の楽曲群の中では、比較的真っ直ぐなトーンの一曲と評されている。Sad Kid Yazは昨年の『RAPSTAR 2025』出演で飛躍したラッパーで、別々のシーズンで番組に挑んだ2人が再び合流した形だ。
公式MVの概要欄によると、撮影は39、編集はFilix King(Filix王)自身が担当している。ABEMA公式YouTubeに公開されたFilix王の単独サイファー映像も100万回再生を突破しており、番組発の注目が複数の動画に波及している。
敗退を挟んで伸び続けた3週間(時系列)
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 10月14日 | 「ちょ待って(feat. Sad Kid Yaz)」リリース、MV公開 |
| 10月24日 | 『RAPSTAR 2026』第3話でSELECTION CYPHER敗退が判明。同日、Spotify Japanの急上昇チャートにランクイン |
| 10月25日 | 2曲入りシングル「RAPSTAR DISらない」をリリース、MVも公開 |
| 10月28日 | Billboard JAPAN「Japan Hot Shot Songs」にランクイン |
| 11月2日 | 「ちょ待って」MVの100万回再生突破が報じられる |
配信面でも反響は広がっており、Spotifyの「Viral Hits Japan」「+81 Connect FRESH」といったプレイリストへの選出に加え、TuneCoreの配信ページの集計ではApple Musicの国内ヒップホップ/ラップ・トップソングでも上位に食い込んでいる。
『RAPSTAR 2026』で何が起きたか
『RAPSTAR 2026』は、シリーズ史上最多となる1万2953人が応募した大会。Filix王は40人による「SELECTION CYPHER」まで進出し、GROUP CでNeetzのビートに乗せてパフォーマンスした。漫談のように早口で捲し立てる自身のスタイルを“言う系ラップ”と紹介し、フロウから突然会話のような語り口へ移る型破りなパフォーマンスは、審査員のLEXをも戸惑わせたと報じられている。PLAY MAGAZINEの用語集で解説しているサイファーは本来、輪になって即興でラップを回し合う形式だが、この番組では勝ち抜きの審査ステージとして用いられている。10月24日公開の第3話では、次ステージ「ROOTS STAGE」へ進む12人にFilix王は選ばれず、敗退が決まった。
敗退の翌日に「DISらない」
敗退が明らかになった翌日の10月25日、Filix王は2曲入りシングル「RAPSTAR DISらない」をリリースし、MVも同時公開した。タイトルは、敗退後に番組や審査員へのDIS曲を発表してきたTee Shyneの「RAPSTAR DIS」の文脈を踏まえたもので、Tee Shyne公認という。ただし中身は文字通り番組を“DISらない”内容で、ABEMAへの感謝を示しながら敗退後の心境をラップしている。2曲目には、次なる目標をそのままタイトルにした「POP YOURS出たいな(Chalky flow)」を収録した。
なぜ敗退後も伸びたのか(編集部の読み解き)
オーディションの敗退は、通常は話題の終わりになりやすい。今回そうならなかった要因は2つあるとPLAY MAGAZINEは見ている。ひとつは、敗退の翌日に新曲とMVを出した即応性で、番組で生まれた注目を24時間以内に自身の作品へ接続したこと。もうひとつは、「ちょ待って」自体が番組の結果発表より前に公開されていた楽曲で、“言う系ラップ”の強烈な個性とは対照的な、反復の効いたラブソングだったことだ。番組で知った層が最初に触れる曲として間口が広く、結果として敗退後も再生数が落ちなかった(編集部見解)。
Filix王は香港出身で東京を拠点に活動し、2014年に音楽活動を開始した元芸人という経歴を持つ。2023年から三軒茶屋を拠点に活動を本格化させ、1stアルバム『IDOL』(2025年)、Matsuoをプロデューサーに迎えた2ndアルバム『itamae2026』(2026年9月)を発表している。「ちょ待って」は、その歩みの先で生まれた初の100万再生動画となった。
リリース情報
※本記事のApple Musicリンクはアフィリエイトリンクです。
- Filix王「ちょ待って (feat. Sad Kid Yaz)」:Apple Musicで聴く(2026年10月14日配信、1曲2分3秒、レーベル:小王子)
- 配信リンクまとめ:https://linkco.re/hUpNdD5q
- 2曲入りシングル「RAPSTAR DISらない」:2026年10月25日配信
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出典・確認日
- KAI-YOU「ラッパーFilix王『ちょ待って』MVが100万再生を突破 『RAPSTAR 2026』敗退後も注目続く」(2026年11月2日):https://kai-you.net/article/97029
- KAI-YOU 人物ページ「Filix王 とは?」(サイファー単独動画の100万回突破、プロフィール)
- Spincoaster「Filix王、客演にSad Kid Yazを迎えた新曲“ちょ待って”配信」(2026年10月14日)、「『RAPSTAR 2026』敗退のFilix王、新曲“RAPSTAR DISらない”本日配信」(2026年10月25日)
- 公式YouTube「【MV】Filix King/Wait a second (feat. Sad Kid Yaz)」概要欄(MVクレジット):https://www.youtube.com/watch?v=LvRiQLwPWO8
- TuneCore Japan 配信ページ/Apple Music「ちょ待って (feat. Sad Kid Yaz) - Single」
- BARS. アーティストページ「Filix王」(出身・来歴・ディスコグラフィ)
確認日:2026年11月3日
