知らないじゃ始まらない!日本語ラップの歴史 1990年~1999年編

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知らないじゃ始まらない!日本語ラップの歴史 1981年~1989年編

はじめに

前回の記事では1981年~1989年の間の日本語ラップの歴史について簡単にではありますが書きました。

正直1981年~1989年の日本語ラップは、アメリカからやって来た「HIPHOP」というカルチャーをどう日本人として表現するかという部分で試行錯誤を繰り返した先人たちの姿がよく見えた気がします。

90年代になるとアメリカのカルチャーのHIPHOPをうまく捉えて日本語で表現するラッパーが多数出て来ます。
また、この時代から多様なHIPHOPが生まれ、今の時代への布石ともいうべき日本語ラップのカルチャーが形成されていきます。

ブッダブランドやライムスター・キングギドラに雷とクラシックと呼ばれるグループがたくさん出て来ます。
それでは見て行きましょう!

1990年

スチャダラパー

スチャダラパー、メジャー・フォースよりCDアルバム『スチャダラ大作戦』をリリースします。

雑誌『PUMP』

クラブカルチャーを掲載する雑誌の『PUMP』が創刊します。この本はブックオフなんかに行くと時たま見かけますね。
当時のクラブシーン、アーティストなどいろんな情報が載っているので見つければチェックしてほしい雑誌です。

BUDDHA BRAND

「うわさのチャンネル」を前身にしたCQ、DJ MASTERKEY、DEV LARGE、NIPPSが正式に「BUDDHA BRAND」として活動開始します。ちなみに初期は「Numb Brain Buddha Brand」として活動していました。
この時点ではまだ活動拠点はアメリカで、日本で本格的に活動するのはまだ先になります。

EAST END


GAKU-MCとROCK-Tee、YOGGYの1MCと2DJからなるヒップホップグループ、「EAST END」結成します。
当時はRHYMESTER、ZINGI、MUROらをライバルとしてしのぎを削っていました。

キングギドラ結成

ZEEBRA、K DUB SHINE、DJ OASISの3人によりキングギドラ結成。

LAMP EYE結成

GAMA、RINO、DJ YASの3人が六本木クラブ"ドゥルーピー・ドゥロワーズ"にてLAMP EYEを結成。

1994年

「今夜はブギー・バック」

小沢健二とスチャダラパーが共作シングル「今夜はブギー・バック」をリリース。
名曲中の名曲ですね。当時はハーコーのHIPHOPヘッズからはあまりいい印象は無かったようですが、、、

「DA.YO.NE」

EAST ENDがEAST END×YURI名義でシングル「DA.YO.NE」リリース


この曲は知ってるって人も多いのではないでしょうか。タイトル等知らなくても聴いたらなんとなく知ってるって人も多いと思います。

1995年

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