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JAPANESE HIP-HOP
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アーティスト名鑑

HIDADDY

読み方ひだでぃー

HIDADDY(ひだでぃー)は、大阪・アメリカ村を拠点に活動するラッパー。韻踏合組合のMCであり、HEAD BANGERZのメンバーとして2000年代からバトルと音源の両面で関西シーンを牽引してきた。UMB(ULTIMATE MC BATTLE)2006年の決勝でFORKと繰り広げた一戦は、R-指定が「MCバトルを始めた直接のきっかけ」と語る伝説的な試合として知られる。テレビ番組『高校生RAP選手権』ではジャッジマンを務め、アメリカ村のショップ「一二三屋(ひふみや)」を営むなど、シーンの中心に立ち続けている。ソロでは2008年に1stアルバム『火種』、2022年に『Funky Daddy』を発表している。

基本データ

アーティスト名 HIDADDY(ひだでぃー)。別名義にHIDA(ヒダ)
本名 非公表
生年月日 非公表
拠点 大阪府(アメリカ村を拠点に活動)
活動期間 2000年 – 現在
ジャンル ヒップホップ
職業 ラッパー
所属・レーベル IFK RECORDS。韻踏合組合、HEAD BANGERZに所属
公式リンク 韻踏合組合 リンク集(AllMyLinks)/公式X(@IFKRECORDS)

HIDADDYは、韻踏合組合の4人のMCのひとり。グループでは「押韻」に徹したハードなライミングを担い、ソロでもUMBをはじめとするMCバトルの第一線で長く戦ってきた。『高校生RAP選手権』(BSスカパー!)ではジャッジマンを務め、第1回大会には自らが営む一二三屋のスタッフだったWILYWNKAを送り出すなど、後進の育成にも関わっている。一二三屋は2005年にアメリカ村で開店したショップで、店名は韻踏合組合の楽曲「そろい踏み」の歌詞にちなむ(命名はライターのCASPER)。

来歴

大阪でソロのラッパーとして活動を始め、2000年に遊戯、DJ KITADA KENらとHEAD BANGERZを結成。その後、ユニットごと韻踏合組合に合流した。バトルではUMBの常連として頭角を現し、4年連続で決勝に進出したとされる。なかでも2006年のUMBグランドチャンピオンシップ決勝、FORKとの一戦は語り草で、R-指定は音楽ナタリーの対談で「この試合を観て自分でもフリースタイルをやろうと思った」「80年代後半から90年代前半生まれまでのラッパーは、みんなあの内容を暗記してんちゃうかな。世代の歌ですよ」と振り返っている。2007年には、全国各地を回ってKREVA、ZEEBRA、般若らとフリースタイルセッションを行った模様を収めたDVD『ヒダディー ひとり旅』をリリースした。

2008年9月、シングル「果てるまで蹴る!!」でソロデビューし、同年11月に1stアルバム『火種』を発売。2009年にはDJ KITADA KENによるミックスCD『ヒダ列伝 (All HIDADDY Mix)』が発表された。その後も韻踏合組合としての活動と並行してソロシングルを重ね、2013年「One & Two」、2014年「Daddy, Daddy (feat. CIMA)」、2016年「Rhyme Delivery」「Creeping Up」、2018年「Footwork」などをリリースしている。

2019年以降はB-BOY ISSEIとの共作「Take It Ez Rap」「Go Down」、「流行りや廃り (feat. 茂千代 & JUMBO MAATCH)」、「Cosei (feat. Mindboi)」、「3DAYS BOSE」、「Normal Thinking」とシングルを連投し、2022年2月にそれらを束ねたアルバム『Funky Daddy』を配信リリース。同年4月にはリミックスアルバム『最高MAXありがとう幸せ (Remix)』も発表した。2024年には一二三屋の福袋にちなんだ「一二三屋福袋2024」を配信。2025年には、かつてUMB決勝を争ったFORKを客演に迎えた「ハードライム2」を発表し、同年はMCバトル「THE罵倒2025」本戦にも出場するなど、バトラーとしても現役を続けている。2026年6月には、盟友たちを迎えたシングル「Rest in Payta」をリリースした。

年 出来事
2000年 遊戯、DJ KITADA KENらとHEAD BANGERZを結成し、韻踏合組合に合流
2005年 アメリカ村にショップ「一二三屋」を開店
2006年 UMBグランドチャンピオンシップ決勝でFORKと対戦(R-指定がバトルを始めるきっかけとなった試合)
2007年 DVD『ヒダディー ひとり旅』をリリース
2008年 シングル「果てるまで蹴る!!」でソロデビュー。1stアルバム『火種』を発売
2009年 ミックスCD『ヒダ列伝 (All HIDADDY Mix) [Mixed by DJ Kitada Ken]』発売
2013年 シングル「One & Two」などを発表
2022年 アルバム『Funky Daddy』とリミックスアルバム『最高MAXありがとう幸せ (Remix)』を発表
2025年 FORKを客演に迎えた「ハードライム2」を発表。MCバトル「THE罵倒2025」本戦に出場
2026年 シングル「Rest in Payta」を発表

音楽性

HIDADDYの核は、韻踏合組合の看板でもある徹底した押韻と、即興で培った言葉の回転の速さにある。R-指定が「味がめっちゃ濃いうえに、HIDAさんの面白い言い回し」と評したように、ハードなライミングの中にユーモアやダジャレ的な言葉遊びを差し込むのが持ち味で、「D.DADDY.DADA」のようなタイトルにもその遊び心が表れている。

題材はアメリカ村の日常や仲間たちとの関係が中心で、客演にはCIMA、BIG MOOLAといった地元の面々から、茂千代、JUMBO MAATCHらレゲエ勢、B-BOY ISSEIらダンサーまで幅広い。ベテランと若手、MCとダンサーを同じトラックに混ぜる編成は、一二三屋を拠点にシーンの交差点に立ち続けるHIDADDYならではのスタイルといえる。

ディスコグラフィ

※本記事のApple Musicリンクはアフィリエイトリンクです。

リリース日 タイトル 種別
2008年9月3日 果てるまで蹴る!! シングル(Apple MusicではEPとして配信)
2008年11月22日 火種 1stアルバム
2009年4月24日 ヒダ列伝 (All HIDADDY Mix) [Mixed by DJ Kitada Ken] DJミックス
2013年8月7日 Good Over Evil / Roll Me シングル(Masazaburro, HIDADDY & MISON-B)
2013年9月11日 One & Two シングル
2014年3月5日 Daddy, Daddy (feat. CIMA) シングル
2016年3月18日 Rhyme Delivery (feat. Cima, Big Moola, Kakky, Rey & Willy Wonka a.K.A Taka) シングル
2016年3月22日 Creeping Up シングル
2018年5月4日 Footwork シングル
2019年5月1日 Take It Ez Rap シングル(HIDADDY & B-boy ISSEI)
2019年11月30日 流行りや廃り (feat. 茂千代 & JUMBO MAATCH) シングル
2019年12月3日 Go Down (feat. B-Boy Issei) シングル
2020年1月25日 Kill the City, Vol. 2 シングル(HIDADDY & 誤)
2020年2月25日 Cosei (feat. Mindboi) シングル
2021年4月20日 3DAYS BOSE (feat. mindboi, CIMA, BIG MOOLA, WILYWNKA, HARDY & ミステリオ) シングル
2021年6月2日 Please Stay Where You Are (feat. Kay-I & Bucci) シングル
2021年7月20日 Normal Thinking (feat. Hardy, Silent Killa Joint, Cima & S-Kaine) シングル
2021年10月27日 Please Stay Where You Are (feat. Kay-I & Bucci) [ROVER (ROYALcomfort) REMIX] リミックスシングル
2022年2月24日 Funky Daddy アルバム
2022年4月28日 最高MAXありがとう幸せ (Remix) リミックスアルバム
2024年1月10日 一二三屋福袋2024 (Hifumiyafukubukuro2024version) (feat. HARDY, 01d, MYSTERIO, BIG MOOLA, KoKuShi, CIMA, mindboi & ブッダ) シングル
2025年10月4日 ハードライム2 (feat. FORK, チプルソ, Mr.Q & DJ RION) シングル
2026年6月22日 Rest in Payta (feat. MYSTERIO, MC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻, SILENT KILLA JOINT, Popo, NAIKA MC & KBD) シングル

韻踏合組合としての作品は、韻踏合組合の名鑑記事のディスコグラフィを参照。

代表曲

果てるまで蹴る

2008年のソロデビューシングル「果てるまで蹴る!!」の表題曲で、1stアルバム『火種』にも収録された。ALI-KICK(ROMANCREW)のトラックに乗せた、HIDADDYの出発点となる一曲。公式MVのYouTube公開は確認できなかったため、Apple Musicのリンクで紹介する。

Apple Musicで聴く

マザファキライフ

『火種』(2008年)収録。AKIO BEATSのトラックによる、アルバムを代表する楽曲のひとつ。韻踏合組合の公式チャンネルで公式MVが公開されている。

D.DADDY.DADA

『火種』(2008年)収録。「DADDY」の名乗りとダダイズムを引っ掛けた言葉遊びの効いた一曲で、公式MVも制作されている。

One & Two

2013年のシングル。一二三屋の名を思わせる「1、2」のカウントをタイトルにした、軽快なソロワークの代表曲。公式MVは韻踏合組合の公式チャンネルで公開されている。

COSEI

2020年のシングルで、のちに『Funky Daddy』にも収録された。mindboiを客演に迎え、AKIO BEATSがプロデュース。MVは一二三屋の公式チャンネル「HIFUMIYA TV」で公開されている。

Normal Thinking

2021年のシングル。HARDY、SILENT KILLA JOINT、CIMA、S-kaineと、地元・関西の面々を迎えたマイクリレーで、『Funky Daddy』にも収録された。

3DAYS BOSE

2021年のシングル。mindboi、CIMA、BIG MOOLA、WILYWNKA、HARDY、ミステリオと、一二三屋に集う世代の異なるMCたちが集結した一曲。プロデュースはKAZUHIKO MAEDA。

Rest in Payta

2026年の最新シングル。ミステリオ、MC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻、SILENT KILLA JOINT、Popo、NAIKA MC、KBDと、ゆかりのMCたちを迎えた一曲。公式チャンネルではリリックビデオが公開されているが、ここではApple Musicのリンクで紹介する。

Apple Musicで聴く

今後のライブ

2026年12月12日(土)、大阪・CONPASSで開催される韻踏合組合主催のMCバトルイベント「SPOTLIGHT 2026 ~The Revival~」に出演予定。韻踏合組合としてのライブに加え、2部の2on2 MCバトルではERONEとのタッグで出場する(IFK Records公式YouTubeチャンネルのCMより)。そのほかの2026年12月のソロ出演については、確認日時点で公式発表は確認できていない。韻踏合組合としての活動は韻踏合組合の名鑑記事も参照。

出典・確認日

  • IFK RECORDS/PR TIMES 発表資料(韻踏合組合 公式プロフィール、『MC BATTLE BREAK VOL. 4』リリース情報)
  • 音楽ナタリー「ジャパニーズMCバトル:PAST<FUTURE hosted by KEN THE 390 EPISODE.8」(R-指定インタビュー)
  • UMB公式YouTubeチャンネル(UMB GRAND CHAMPIONSHIP 2006 決勝「HIDADDY vs FORK」)
  • IFK Records 公式YouTubeチャンネル(「SPOTLIGHT 2026」CM)
  • 韻踏合組合 公式YouTubeチャンネル/HIFUMIYA TV(一二三屋公式チャンネル、公式MV)
  • 『韻踏合組合 / まだいけるぜ!』公式ライナーノーツ(note、ソロバンタン)
  • Big Apple Scramble(一二三屋 紹介記事)
  • ORICON NEWS(作品データ)
  • Apple Music/iTunes(配信作品・リリース日)
  • Wikipedia「HIDA」(補助資料)

確認日:2026年11月3日

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