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JAPANESE HIP-HOP
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アーティスト名鑑

m-flo

m-flo アーティスト名鑑アイキャッチ
読み方えむふろー

m-flo(えむふろー)は、☆Taku Takahashi、VERBAL、LISAの3人からなる日本の音楽ユニット。1998年に活動をスタートし、1999年にrhythm zoneからメジャーデビュー。UK 2ステップを取り入れた「come again」の大ヒットで広く知られるようになり、LISA脱退後は楽曲ごとにゲストボーカルを迎える「m-flo loves」形式で数々のヒットを放った。2017年にはLISAが復帰して3人体制が復活。2026年2月、10作目のアルバム『SUPERLIMINAL』と東京ガーデンシアターでの単独公演をもって、無期限の活動休止期間「リミナル期間」に入った。

基本データ

アーティスト名 m-flo(えむふろー)
メンバー ☆Taku Takahashi(DJ/トラックメイキング)、VERBAL(MC)、LISA(ボーカル)
☆Taku Takahashi 本名:高橋拓(たかはし たく)。1974年3月29日生まれ。神奈川県横浜市出身。血液型A型。一部楽曲ではラップやボーカルも担当
VERBAL 本名:柳榮起(リュウ・ヨンギ)。1975年8月21日生まれ。東京都出身の在日韓国人3世。血液型B型。ラップ、リリック担当
LISA 本名:成田エリザベスサクラ。1974年10月26日生まれ。東京都出身。日本人とコロンビア人のハーフ。血液型O型。ボーカル担当
結成 1998年。セント・メリーズ・インターナショナル・スクールの同級生だった☆TakuとVERBALの2人で活動をスタートし、後にLISAが加入して3人で本格始動
グループ名の由来 "meteorite"(隕石)と"media"の造語"mediarite"に、Company Flowの"Flow"を組み合わせた"mediarite-flow"が原案。長すぎるため「m-flo」に短縮された
レーベル Rhythm REPUBLIC(インディーズ期)を経て、1999年のメジャーデビュー以降はrhythm zone
事務所 ARTIMAGE
公式サイト m-flo.com

来歴

VERBALと☆Takuは小学校5年生のとき、セント・メリーズ・インターナショナル・スクールのクラスメイトとして出会った。高校時代には☆Takuが結成したミクスチャー・ロックバンド「N.M.D.」にVERBALが加入して活動したが、複数のレコード会社からのメジャーデビューのオファーを進学のため断り解散。その後VERBALはボストン、☆Takuはロサンゼルスへ留学した。

1998年、ロサンゼルスから帰国した☆TakuがARTIMAGEの浅川真次と出会い音楽制作を開始。Ceybil Jefferiesのボーカル素材に、偶然帰国していたVERBALのラップを乗せた「The Way We Were」がm-flo名義の最初の楽曲となり、同年10月にエイベックス系インディーズレーベル「Rhythm REPUBLIC」からリリースされた。LISAをフィーチャーした「been so long」が関係者の間で好評となり、3人でのデビュー話が持ち上がる。同年12月2日に「been so long」をリリースすると、当初は外資系CDストアのみで500枚程度だった受注が、J-WAVEのレコメンド等で知名度を上げ、最終的に1万枚を超えた。1999年7月7日、rhythm zoneからメジャー・デビューシングル『the tripod e.p.』をリリースし、オリコン初登場9位を記録した。「tripod(三脚)」には3人が団結して曲を作る意味が込められている。

2000年2月23日、1stアルバム『Planet Shining』をリリースしオリコン初登場6位。「2012年のGlobal Astro Liner号での宇宙旅行」というストーリー仕立てのコンセプトアルバムだった。同年9月の6thシングル「How You Like Me Now?」はオリコン9位を記録。2001年1月17日にリリースした9thシングル「come again」は、UK 2ステップを基調とした楽曲でオリコン最高4位、13週にわたってチャートインする大ヒットとなり、m-floが一般層に広く認知されるきっかけとなった。3月28日には2ndアルバム『EXPO EXPO』をリリースし、オリコン初登場3位を記録している。

2002年4月、LISAがソロ活動に専念するため脱退を発表。同年は2人それぞれのソロ活動を中心とした期間となり、☆Takuは「Tachytelic Records」、VERBALは「espionage records」を立ち上げた。2003年6月、m-flo loves Crystal Kay「REEEWIND!」をリリースしオリコン9位。固定ボーカルを置かず楽曲ごとに異なるゲストボーカルを迎える「m-flo loves Who?」形式で活動を再開した。同年10月のm-flo loves melody. & 山本領平「miss you」はオリコン8位、2004年3月のm-flo loves BoA「the Love Bug」もオリコン8位を記録。5月26日には3rdアルバム『ASTROMANTIC』をリリースし、オリコン初登場2位となった。収録曲「I WANNA BE DOWN」(m-flo loves Ryuichi Sakamoto)は米Billboard Hot Dance/Club Playチャートで最高12位(2005年2月19日付)を記録している。同年11月、m-flo loves YOSHIKA「let go」がNTTドコモのCMソングとして起用され、年をまたぐロングヒットとなった。

2005年8月24日、4thアルバム『BEAT SPACE NINE』をリリースし、自身初のオリコン初登場1位を獲得。元メンバーのLISAも収録曲「TRIPOD BABY」に参加した。11月2日には日本武道館でのツアーファイナルを開催し、12月31日には「m-flo loves Akiko Wada」として第56回NHK紅白歌合戦に初出場した。2007年3月28日、"Lovesプロジェクト最終章"と位置付けられた5thアルバム『COSMICOLOR』をリリース。6月からツアーを開催し、7月21日の横浜アリーナ公演には18組のLovesアーティストが登場した。2008年2月13日にベスト・アルバム『Award SuperNova -Loves Best-』をリリースし、「解散はしないが、m-floとしての活動は未定」としてLovesプロジェクトは幕を降ろした。第1期のLovesシリーズでのコラボレーションは通算41組に達した。

2009年10月7日にはデビュー10周年ベスト『MF10 -10th ANNIVERSARY BEST-』をリリースし、記念ライブも開催。2011年9月に活動を再開し、リーボックのイベント「Reethym of Lite」で新曲「RUN」を披露した。2012年3月14日に6thアルバム『SQUARE ONE』、2013年3月13日に7thアルバム『NEVEN』、2014年3月26日に8thアルバム『FUTURE IS WOW』をリリース。2016年12月15日、J-WAVEプロデュースのクリスマスパーティーに☆TakuとLISAが出演してm-floの名曲メドレーを披露したことがきっかけとなり、2017年12月15日、LISAのメンバー復帰と復帰後初の新曲「never」の発表がアナウンスされた。公式発表では「15年振りに復活」とされた。2018年3月7日にはLISA復帰後初のシングル『the tripod e.p.2』をリリースし、3月16日にBillboard Live TOKYOで復帰後初のワンマンライブ「m-flo Intergalactic Dinner Show」を開催した。

2019年11月6日、LISA復帰後の3人体制による初のオリジナル・アルバムであり、メジャーデビュー20周年の作品となる9thアルバム『KYO』をリリース。11月22・23日にはZepp Tokyoで「m-flo 20th ANNIVERSARY LIVE "KYO"」を開催した。収録曲「HUMAN LOST feat. J. Balvin」は映画『HUMAN LOST 人間失格』の主題歌である。2020年3月6日にはm-flo loves Sik-K & eill & 向井太一「tell me tell me」を配信リリースし、"loves"プロジェクトが再始動。6月12日にはm-flo loves chelmico「RUN AWAYS」を配信した。2024年7月にはメジャーデビュー25周年を迎え、7月31日にm-flo loves Maya「HyperNova」を配信リリース。2025年には「come again」がTikTokを通じて再ブームとなり、TikTokトレンド大賞2025のホットワード部門に「平成リバイバル(m-flo「come again」)」が選出された。同年9月17日にはm-flo loves RIP SLYME「ARIGATTO」を配信リリースしている。

2025年11月28日、2026年2月19日の東京ガーデンシアター公演をもって"リミナル期間"(無期限の活動休止期間)に入ることを発表。公式コメントでは「表立った活動は無いのですが、新しい音、新しい出会い、新しいインスピレーションを見つけ、次なるステージへ進む準備にしたい」と説明された。2026年2月18日には7年ぶり10作目のオリジナルアルバム『SUPERLIMINAL』をリリース(配信は2月11日に開始)。"loves"スタイルを過去最大スケールで展開した作品とされる。翌2月19日、東京ガーデンシアターで約6年ぶりの単独公演「m-flo 25th ANNIVERSARY LIVE "SUPERLIMINAL"」を開催し、この公演をもってリミナル期間に入った。

年表

1998年 ☆TakuとVERBALで活動をスタート。Rhythm REPUBLICから「The Way We Were」「been so long」をリリース
1999年 シングル『the tripod e.p.』でrhythm zoneからメジャーデビュー(オリコン初登場9位)
2000年 1stアルバム『Planet Shining』。「How You Like Me Now?」がオリコン9位
2001年 「come again」がオリコン最高4位の大ヒット。2ndアルバム『EXPO EXPO』が初登場3位
2002年 LISAが脱退を発表。ソトシゴト集『ソトシゴト 〜m-flo turns it out!〜』をリリース
2003年 ベスト『The Intergalactic Collection 〜ギャラコレ〜』。「REEEWIND!」で「m-flo loves」形式が始動
2004年 3rdアルバム『ASTROMANTIC』が初登場2位。「the Love Bug」「let go」がヒット
2005年 4thアルバム『BEAT SPACE NINE』で自身初のオリコン初登場1位。日本武道館公演、NHK紅白歌合戦に初出場
2007年 5thアルバム『COSMICOLOR』。横浜アリーナ公演にLovesアーティスト18組が登場
2008年 ベスト『Award SuperNova -Loves Best-』でLovesプロジェクト第1期が終了(通算41組)
2009年 デビュー10周年ベスト『MF10 -10th ANNIVERSARY BEST-』
2012年 6thアルバム『SQUARE ONE』
2013年 7thアルバム『NEVEN』
2014年 8thアルバム『FUTURE IS WOW』
2017年 LISAのメンバー復帰と新曲「never」を発表
2018年 シングル『the tripod e.p.2』。Billboard Live TOKYOで復帰後初のワンマンライブ
2019年 9thアルバム『KYO』。Zepp Tokyoで20周年ライブを開催
2020年 「tell me tell me」で"loves"プロジェクトが再始動
2024年 メジャーデビュー25周年。「HyperNova」を配信リリース
2025年 「come again」がTikTokで再ブーム。「ARIGATTO」をリリース。リミナル期間入りを発表
2026年 10thアルバム『SUPERLIMINAL』。東京ガーデンシアター公演をもってリミナル期間に入る

音楽性と評価

m-floのサウンドの中核は、☆Taku Takahashiによるトラックメイキングにある。「come again」に象徴されるUK 2ステップ/ガラージの導入をはじめ、クラブミュージックの文法をJ-POPのフォーマットに落とし込む手法で、2000年代初頭の日本のポップシーンに大きな影響を与えた。1stアルバム『Planet Shining』が「宇宙旅行」を描くストーリー仕立てのコンセプトアルバムだったように、アルバム全体を一つの世界観で構築する志向も初期からの特徴である。

LISA脱退後に始めた「m-flo loves」形式は、固定ボーカルを置かず、楽曲ごとにCrystal Kay、BoA、坂本龍一、和田アキ子らジャンルも世代も異なるゲストを迎えるという、当時としては異例のプロジェクトだった。第1期(2003〜2008年)だけで通算41組とコラボレーションし、2005年には和田アキ子との「m-flo loves Akiko Wada」としてNHK紅白歌合戦に出場。「I WANNA BE DOWN」(m-flo loves Ryuichi Sakamoto)が米Billboard Hot Dance/Club Playチャートで最高12位を記録するなど、海外のダンスチャートにも爪痕を残した。

LISA復帰後の「TRIPOD 2 ERA」では、3人体制のバンド感を取り戻しながら、Sik-K、eill、向井太一、chelmico、ZICO、RIP SLYMEら新世代・同世代のアーティストとの"loves"を再始動。2025年には四半世紀前の「come again」がTikTokを通じて再評価され、TikTokトレンド大賞2025のホットワード部門に「平成リバイバル(m-flo「come again」)」が選出されるなど、世代を超えて楽曲が聴き直される存在となっている。

ディスコグラフィ

※本記事のApple Musicリンクはアフィリエイトリンクです。

スタジオアルバム(全10作)

発売日 タイトル レーベル Apple Music
2000年2月23日 Planet Shining rhythm zone Apple Music
2001年3月28日 EXPO EXPO rhythm zone Apple Music
2004年5月26日 ASTROMANTIC rhythm zone Apple Music
2005年8月24日 BEAT SPACE NINE rhythm zone Apple Music
2007年3月28日 COSMICOLOR rhythm zone Apple Music
2012年3月14日 SQUARE ONE rhythm zone Apple Music
2013年3月13日 NEVEN rhythm zone Apple Music
2014年3月26日 FUTURE IS WOW rhythm zone Apple Music
2019年11月6日 KYO rhythm zone Apple Music
2026年2月18日 SUPERLIMINAL rhythm zone Apple Music

『COSMICOLOR』(2007年)のApple Music上のタイトル表示は「Cosmicolor」、『NEVEN』(2013年)は「Neven」となっている。『SUPERLIMINAL』(2026年)はCD発売日が2月18日、配信は2月11日に開始された。

その他の作品

  • ベスト・アルバム:『The Intergalactic Collection 〜ギャラコレ〜』(2003年)、『Award SuperNova -Loves Best-』(2008年)、『MF10 -10th ANNIVERSARY BEST-』(2009年)、『UNIVERSE』(2017年、配信限定)
  • リミックス・アルバム:『The Replacement Percussionists』(2000年)、『EXPO防衛ロボット GRAN SONIK』(2001年)、『ASTROMANTIC CHARM SCHOOL』(2004年)、『DOPE SPACE NINE』(2005年)、『electriCOLOR -COMPLETE REMIX-』(2007年)、『BACK2THEFUTURETHEALBUM』(2018年、配信限定)
  • コンピレーション(ソトシゴト集):『ソトシゴト 〜m-flo turns it out!〜』(2002年)、『m-flo inside』(2004年)、『m-flo inside -WORKS BEST II-』(2006年)、『m-flo inside -WORKS BEST III-』(2009年)、『m-flo inside -WORKS BEST IV-』(2010年)、『m-flo inside -WORKS BEST V-』(2013年)
  • トリビュート:『m-flo TRIBUTE 〜maison de m-flo〜』(2009年)、『m-flo TRIBUTE 〜stitch the future and past〜』(2011年)
  • ライブ・アルバム:『m-flo tour 2001 "EXPO EXPO"』(2001年)
  • インディーズ・シングル(Rhythm REPUBLIC):「The Way We Were」(1998年)、「been so long」(1998年)

代表曲

  • been so long(1998年、インディーズ・シングル):LISAをフィーチャーした、3人体制の出発点となった楽曲。当初500枚程度だった受注が口コミとラジオのレコメンドで1万枚を超え、メジャーデビューへの道を開いた。(

    )
  • Mirrorball Satellite 2012(1999年、シングル):メジャー初期のシングル。公式MVは確認できなかったため、Apple Musicのリンクで紹介する。(Apple Musicで聴く)
  • How You Like Me Now?(2000年、シングル/『EXPO EXPO』収録):オリコン9位を記録した、メジャー期の代表曲。(

    )
  • come again(2001年、シングル/『EXPO EXPO』収録):UK 2ステップを基調とし、オリコン最高4位・13週チャートインの大ヒット曲。2025年にはTikTokを通じて再ブームとなった。(

    )
  • prism(2001年、シングル/『EXPO EXPO』収録):メジャー初期の人気曲。(Apple Musicで聴く)
  • Yours only,(2001年、シングル/『EXPO EXPO』収録):LISA在籍期のバラード。(Apple Musicで聴く)
  • REEEWIND!(2003年、m-flo loves Crystal Kay):LISA脱退後、「m-flo loves」形式の復活第1弾。オリコン9位を記録した。(

    )
  • miss you(2003年、m-flo loves melody. & 山本領平/『ASTROMANTIC』収録):オリコン8位を記録した、loves初期の代表曲。(

    )
  • the Love Bug(2004年、m-flo loves BoA/『ASTROMANTIC』収録):オリコン8位を記録したBoAとのコラボレーション。(

    )
  • let go(2004年、m-flo loves YOSHIKA/『BEAT SPACE NINE』収録):NTTドコモのCMソングとして起用され、年をまたぐロングヒットとなったバラード。(

    )
  • Lotta Love(2006年、m-flo loves MINMI/『COSMICOLOR』収録):MINMIを迎えたlovesの人気曲。(Apple Musicで聴く)
  • never(2018年、『the tripod e.p.2』収録):LISA復帰後初の新曲として発表された楽曲。(Apple Musicで聴く)
  • HUMAN LOST feat. J. Balvin(2019年、『KYO』収録):映画『HUMAN LOST 人間失格』の主題歌。J. Balvinを迎えた3人体制の楽曲。(Apple Musicで聴く)
  • ARIGATTO(2025年、m-flo loves RIP SLYME):2025年9月に配信リリースされた、RIP SLYMEとのコラボレーション。リミナル期間入りを前にした時期の代表曲。(

    )

今後のライブ

PLAY MAGAZINEのライブ情報に掲載されている2026年12月の公演は、現時点ではありません。

m-floは2026年2月19日の東京ガーデンシアター公演「m-flo 25th ANNIVERSARY LIVE "SUPERLIMINAL"」をもって、無期限の活動休止期間である「リミナル期間」に入っています。リミナル期間の終了時期や活動再開の見通しは発表されておらず、新しい情報が入り次第、本ページとライブ・チケット欄でお知らせします。

情報源:m-flo公式サイト ABOUT、ORICON プロフィール、ORICON NEWS、Wikipedia「M-flo」、Apple Musicほか(2026年11月4日確認)。最新の情報は公式発表をご確認ください。

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