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JAPANESE HIP-HOP
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アーティスト名鑑

nobodyknows+

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nobodyknows+(ノーバディーノウズ)は、愛知県名古屋市を拠点とする4MC+1DJのヒップホップグループ。1999年に「nobody knows」として結成され、2004年の「ココロオドル」と1stアルバム『Do You Know?』(オリコン1位)で全国的な人気を獲得し、同年のNHK紅白歌合戦に出場した。メンバー全員が地元・名古屋で仕事を持ちながら活動を続けるスタイルを貫き、2022年には「THE FIRST TAKE」への出演をきっかけに再び大きな注目を集めた。2026年には約8年ぶりの新曲「ファイラゲーン」を発表している。

基本データ

アーティスト名 nobodyknows+(ノーバディーノウズ)
メンバー ノリノリで歌う坂梨(MC)/crystal boy(MC)/ヤス一番?(MC)/ノリ・ダ・ファンキーシビレサス(MC)/DJ MITSU(DJ)
旧メンバー g-ton(MC、2007年に脱退)
結成 1999年(愛知県名古屋市。当初の名義は「nobody knows」)
出身地 愛知県名古屋市
活動期間 1999年 –
ジャンル ヒップホップ/ポップ・ラップ
レーベル $TAX RECORDS(2000年 – 2001年、2010年 – )/ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ(2003年 – 2009年)
公式サイト nobodyknows+ Official Site

リーダーのDJ MITSUが主宰する名古屋のレーベル「$TAX RECORDS」を拠点に育ったグループで、メンバー全員が名古屋およびその近隣で仕事を持ちながら音楽活動を続けている。現在のMCのひとり「ノリノリで歌う坂梨」は、結成当初はHIDDEN FISH名義で活動し、その後も改名を重ねて2024年から現名義を使っている。愛知県公認の「あいち音楽大使」も委嘱されている。

来歴

1999年、名古屋でg-ton、DJ MITSU、crystal boyの3人が「nobody knows」を結成。2000年にDJ MITSU主宰の$TAX RECORDSからインディーズミニアルバム『nobody knows』をリリースし、地元名古屋のHMVでチャート4位に入るなど、東京中心だった当時のヒップホップシーンへのカウンターとして注目された。2001年には『nobody knows2』を発表した。

2002年にソニー・ミュージックエンタテインメントと契約し、2003年2月、ミニアルバム『nobody knows3』でメジャーデビュー。同年6月、DJ MITSUがプロデュースする覆面ユニット「わかば塾」のメンバーだったヤス一番?、HIDDEN FISH(現・ノリノリで歌う坂梨)、ノリ・ダ・ファンキーシビレサスの3人が加入し、グループ名を「nobodyknows+」に改名。5MC+1DJという珍しい大所帯編成となった。

2004年5月の3rdシングル「ココロオドル」が、アニメ『SDガンダムフォース』のエンディングテーマ起用もあってロングヒットを記録。続く1stアルバム『Do You Know?』はオリコンアルバムチャート1位を獲得し、公式プロフィールでは80万枚を超えるヒットと紹介されている。同年末には、所属事務所を持たないまま第55回NHK紅白歌合戦に出場した。2005年には「シアワセナラテヲタタコウ」「メバエ」「エル・ミラドール〜展望台の唄〜」「どうよ?」とシングルヒットを連発し、2006年には国内ヒップホップグループとして初となる全国47都道府県ツアーを開催した。

2007年4月、結成メンバーのg-tonが脱退し、4MC+1DJ編成となる。同月にリリースした「Hero's Come Back!!」はアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の初代オープニングテーマに起用され、海外のファンにも広く知られる一曲となった。2009年のベストアルバム『best of nobodyknows+』を最後にソニーとの契約を終了し、2010年に地元$TAX RECORDSへ復帰。以降は中日ドラゴンズのチアドラゴンズへのテーマソング提供など、地元に根ざした活動を続けながら、2013年に約6年ぶりのオリジナルアルバム『nobodyknows+ is dead?』、2017年に『THE FIVE WAYS』をリリースした。

再評価の転機となったのは2022年。6月、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にg-tonを含む6人で出演して「ココロオドル」を披露すると、公開2週間で1,000万回再生を突破し、その後7,000万回を超える大反響となった。同年11月にはベストアルバム『ALL TIME BEST』をリリースし、大みそかには『ももいろ歌合戦』へ初出場。2026年4月には、2026年のTBS系列野球中継テーマソングとして書き下ろした約8年ぶりの新曲「ファイラゲーン」を配信リリースした。

年 出来事
1999年 g-ton、DJ MITSU、crystal boyの3人で「nobody knows」を名古屋で結成
2000年 $TAX RECORDSからインディーズミニアルバム『nobody knows』をリリース
2002年 ソニー・ミュージックエンタテインメントと契約
2003年 2月に『nobody knows3』でメジャーデビュー。6月にヤス一番?ら3人が加入し「nobodyknows+」へ改名、5MC+1DJ編成に
2004年 「ココロオドル」がヒット。1stアルバム『Do You Know?』がオリコン1位を記録し、第55回NHK紅白歌合戦に出場
2006年 国内ヒップホップグループ初の全国47都道府県ツアーを開催
2007年 g-tonが脱退し4MC+1DJ編成に。「Hero's Come Back!!」が『NARUTO -ナルト- 疾風伝』初代OPテーマに起用
2009年 ベストアルバム『best of nobodyknows+』をリリースし、ソニーとの契約を終了
2010年 $TAX RECORDSへ復帰。チアドラゴンズへのテーマソング提供を開始
2013年 約6年ぶりのオリジナルアルバム『nobodyknows+ is dead?』をリリース
2017年 アルバム『THE FIVE WAYS』をリリース
2022年 「THE FIRST TAKE」でg-tonを含む6人編成で「ココロオドル」を披露し大反響。ベストアルバム『ALL TIME BEST』をリリース
2026年 約8年ぶりの新曲「ファイラゲーン」(TBS系列野球中継テーマソング)を配信リリース

音楽性

nobodyknows+のサウンドは、DJ MITSUが手がけるファンク、ジャズ、ラガ、ロックなどを横断するカラフルなトラックの上に、個性の異なるMCたちがマイクをリレーしていくスタイルが核にある。「ココロオドル」に代表される、聴く者を踊らせ、背中を押すポジティブなパーティー・ラップが持ち味で、難しい言葉よりも、ノリの良さと声の重なりそのものがフックになる楽曲が多い。

一方で、宮沢賢治『春と修羅』の序文からタイトルを取った「家々〜撰ばれてあることの恍惚と不安とふたつ我にあり〜」や、初のラブソング「メバエ」のような叙情的な楽曲も持ち、名古屋テレビ塔をモチーフにした「エル・ミラドール〜展望台の唄〜」など、地元・名古屋の風景を歌に刻んできたことも一貫したテーマである。2019年には『ヒプノシスマイク』のナゴヤ・ディビジョン楽曲「Bad Ass Temple Funky Sounds」を提供するなど、後進のシーンとの接続も保っている。2022年以降は若い世代のアーティストによるカバーも相次ぎ、世代を超えて歌い継がれるグループとなった。

ディスコグラフィ

※本記事のApple Musicリンクはアフィリエイトリンクです。

リリース日 タイトル 種別
2000年8月29日 nobody knows ミニアルバム(「nobody knows」名義・自主制作)
2001年4月28日 nobody knows2 ミニアルバム(「nobody knows」名義・自主制作)
2003年2月19日 nobody knows3 ミニアルバム(メジャーデビュー作)
2003年8月27日 以来絶頂 シングル
2003年11月19日 ススミダス→ ミニアルバム
2004年2月25日 ポロン2 シングル
2004年5月26日 ココロオドル シングル
2004年6月30日 Do You Know? 1stアルバム
2005年1月13日 シアワセナラテヲタタコウ/T.R.U.E. シングル
2005年4月27日 メバエ シングル
2005年7月6日 エル・ミラドール〜展望台の唄〜 シングル
2005年10月19日 どうよ? シングル
2005年11月2日 5MC&1DJ 2ndアルバム
2007年4月25日 Hero's Come Back!! シングル
2007年8月22日 vulgarhythm 3rdアルバム
2008年4月9日 アンダーレイン シングル
2008年7月30日 Villain's Pain(Hero's Come Back!!〜Other Side〜)/イマイケサンバ シングル
2009年2月11日 Fallin' feat.シゲルBROWN シングル
2009年3月11日 best of nobodyknows+ ベストアルバム
2010年6月24日 Winds of Wins 限定流通シングル
2011年4月12日 Fly High 限定流通シングル
2011年8月31日 HOLD MY HAND 配信シングル(HOME MADE 家族、SEAMOとの東日本大震災チャリティーコラボ)
2012年6月8日 Join Us 限定流通シングル
2013年3月29日 Let's Dance 限定流通シングル
2013年7月10日 愛のテーマ feat.中村耕一 配信シングル
2013年9月25日 nobodyknows+ is dead? 4thアルバム
2015年9月16日 PLATINUM 4 ミニアルバム
2017年12月6日 THE FIVE WAYS 5thアルバム
2019年12月24日 ココロオドル REMIX アナログシングル
2022年3月23日 ココロオドル -original version- / Hero's Come Back!! BESTタッグ 配信シングル
2022年7月20日 ココロオドル / Hero's Come Back!! アナログシングル
2022年11月30日 ALL TIME BEST ベストアルバム
2026年4月22日 ファイラゲーン 配信シングル

インディーズ期のミニアルバム『nobody knows』『nobody knows2』、限定流通シングル各作、「HOLD MY HAND」、アナログシングル2作、および2022年のベストアルバム『ALL TIME BEST』は、確認日時点でApple Musicでは配信されていない。

代表曲

ココロオドル

2004年の3rdシングルで、グループ最大のヒット曲。TVアニメ『SDガンダムフォース』のエンディングテーマに起用され、オリコン最高5位ながら46週にわたってチャートインするロングヒットとなった。ニンテンドーDS用ソフト『押忍!闘え!応援団』への収録でも知られ、同年のNHK紅白歌合戦でも披露された。2022年に「THE FIRST TAKE」で披露したバージョンは7,000万回を超える再生回数を記録している。

Hero's Come Back!!

2007年の8thシングル。TVアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の初代オープニングテーマで、「3, 2, 1, make some noise!」の掛け声とともに海外のアニメファンにも広く知られる一曲。g-ton脱退と前後してリリースされ、4MC+1DJ編成の出発点となった。

ススミダス→

2003年のミニアルバム『ススミダス→』の表題曲。PlayStation 2用ソフト『みんなのGOLF4』のCMソングに起用された、メジャー初期の勢いを象徴するアップテンポな一曲。

エル・ミラドール〜展望台の唄〜

2005年の6thシングル。モード学園のCMソングに起用された。タイトルの「展望台」は名古屋テレビ塔を指し、日常の悩みも上から見下ろせば小さなことだ、と歌う地元愛の詰まった一曲。

シアワセナラテヲタタコウ

2005年の4thシングル「シアワセナラテヲタタコウ/T.R.U.E.」の表題曲。映画『カンフーハッスル』日本版のタイアップ曲として起用され、オリコン最高3位を記録した。幸せなら手を叩こう、というシンプルなメッセージを大所帯のコーラスで歌い上げる。

家々〜撰ばれてあることの恍惚と不安とふたつ我にあり〜

メジャーデビューミニアルバム『nobody knows3』(2003年)収録。タイトルは宮沢賢治『春と修羅』の序文から取られた。パーティーチューンのイメージが強いグループの、リリシストとしての一面を示す初期の重要曲で、1stアルバム『Do You Know?』にも収録された。

メバエ

2005年の5thシングルで、グループ初となるラブソング。香椎由宇とウルトラマンが出演したミュージックビデオは、SPACE SHOWER Music Video Awards 06でストーリービデオ賞を受賞した。YouTubeの公式チャンネルではMVの公開が確認できなかったため、Apple Musicのリンクで紹介する。

Apple Musicで聴く

ファイラゲーン

2026年4月に配信リリースされた、約8年ぶりの新曲。2026年のTBS系列野球中継テーマソングとして書き下ろされ、タイトルは歌詞に登場する「Fight Again」に由来する。スタジアムの熱気をそのまま持ち込んだような疾走感のある一曲。

Apple Musicで聴く

今後のライブ

2026年12月20日(日)には、静岡県のヤマハスタジアムで開催されるラグビー・リーグワン第2節「静岡ブルーレヴズ vs 三菱重工相模原ダイナボアーズ」(13:00キックオフ)のハーフタイムに、ライブパフォーマンスを行うことが発表されている(静岡ブルーレヴズおよび公式サイト発表)。また、11月14日(土)には愛知県弥富市の『TOMIHAMA FES 2026』への出演が予定されている。

出典・確認日

  • nobodyknows+ 公式サイト(nobodyknows-fc.com)
  • 静岡ブルーレヴズ プレスリリース(PR TIMES、2026年10月28日)
  • ORICON NEWS(各作品ページ、「ファイラゲーン」配信記事)
  • 日刊スポーツ(「ファイラゲーン」TBS野球中継テーマソング決定記事)
  • 音楽ナタリー/ぴあ(『ALL TIME BEST』リリース記事)
  • Apple Music(各作品ページ、iTunes Lookup APIで確認)
  • YouTube(「MUSIC Liverary」「Sony Music (Japan)」の公式動画、oEmbedで確認)
  • Wikipedia「Nobodyknows+」(補助資料)

確認日:2026年11月3日

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