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JAPANESE HIP-HOP
MUSIC / CULTURE / PEOPLE
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アーティスト名鑑

O.G.K

読み方おーじーけー

自分の実の母親と親子でラップするMCが、鳥取にいる。O.G.Kの「Farmer's Gang」は、農家とラッパーの二つの顔を持つ母・MOTHER聖子をフィーチャーした親子共演だ。祭り、商店街、成人式、福祉施設。地域の現場に立ちながら、UMB本戦にも出場する。市井とストリートの両方に足場を持つ、稀有な立ち位置のラッパーである。

基本データ

名義 O.G.K
読みがな おーじーけー
拠点 鳥取県
所属 腕っ節レコード/UDE PUSSY RECORD
活動形態 ラッパー(ソロ)
本名・生年月日・出身市町村 公式に公表されていない(本記事では記載しない)
公式SNS Instagram:@o.g.k.localvibes

来歴

O.G.Kの経歴は、数字よりも現場の種類で語るべきだと思う。鳥取本通商店街が掲載する公式プロフィールによれば、フルアルバム3枚、7インチレコード1枚、EP1枚を発表し、4枚目のアルバムを製作中だという。ただし流通カタログで同定できるフルアルバムは、2016年の『COME ORIGINAL』(腕っ節レコード、UDEP-0002、全13曲)と2019年の『ザ・メモリーマン 〜記憶の男〜』(全10曲)の2枚で、3枚目のアルバムと7インチ盤のタイトルは公式情報では確認できていない。2024年にはEP『Tsuioku』を配信している。

バトルでは2018年、UMB本戦に鳥取代表として出場した。1回戦の相手はT-STONEで、審査員判定11対4で敗れたが、全国の舞台に鳥取の名を運んだ記録は残っている。

そしてこの人の最大の特徴は、活動の現場の広さだ。クラブのステージだけでなく、地域の祭り、商店街のイベント、成人式、福祉施設にまで出演する。ヒップホップが「地域の催しの一部」として根付いた姿がここにある。実母MOTHER聖子との「Farmer's Gang」——農家でありラッパーでもある母との親子共演は、その地域密着の象徴だ。家族ぐるみで地元に根を張るヒップホップ。これがO.G.Kの「一点」だと思う。

年表

時期 出来事
2016年12月7日 アルバム『COME ORIGINAL』をリリース(腕っ節レコード)
2018年 UMB本戦に鳥取代表として出場(1回戦でT-STONEに敗北)
2019年12月20日 アルバム『ザ・メモリーマン 〜記憶の男〜』をリリース
2024年6月26日 EP『Tsuioku』をリリース

バトル戦績

UMB2018本戦に鳥取代表として出場し、1回戦でT-STONEに審査員判定11対4で敗退した記録が残る。予選優勝の公式記録自体は確認できていないが、本戦出場は事実として記録されている。バトルはこの人の活動の一面であり、主戦場はむしろ地域の現場と音源制作にある。

音楽性

作風はオールドスクールな感触を残すブーンバップ基調で、ユーモアと生活感のある言葉選びが持ち味だ。「お吸いもの」「デブにブス」「おもちゃのGUN」といったシングルのタイトルからも、日常の言葉を面白がる感覚が見える。一方で「砂丘 m o d e」のように鳥取の風景を題材にした曲もあり、笑いと地元愛が同居している。実母との共演を含め、肩肘張らない温かさがこの人の音の色だ。

ディスコグラフィ

※本記事のApple Musicリンクはアフィリエイトリンクです。

発売日 タイトル 備考
2016-12-07 COME ORIGINAL アルバム(全13曲、腕っ節レコード)
2019-12-20 ザ・メモリーマン 〜記憶の男〜 アルバム(全10曲)
2024-06-26 Tsuioku - EP EP(全4曲)

公式プロフィールではフルアルバム3枚・7インチ1枚の発表がうたわれているが、上記以外の作品タイトルは公式情報で確認できていない。主なシングル:ケンドリックと賢人似(2018年)、お吸いもの(2018年)、Remix(2019年)、M I Z O U(2020年)、おもちゃのGUN (feat. JAKE)(2020年)、復活の灯(2020年)、デブにブス(2021年)、砂丘 m o d e(2021年)、俺のマリーはな(2021年)、Low Guy(2022年)。客演では符和「Classic (feat. O.G.K & Bontch Swinga)」(2021年)、飛鳥akaCATMAN「愛のメモリー (feat. O.G.K & FU-G)」(2025年)など。

代表曲

  • 「Farmer's Gang feat.MOTHER聖子」——実母との親子共演。農家とラッパーの二つの顔を持つ母と、地元で活動する息子。この一曲にO.G.Kの全てが詰まっていると思う。公式MVがないためApple Musicのプレーヤーで。
  • 「COME ORIGINAL」——1stアルバムの表題曲。オリジナルであれという宣言。
  • 「Memory man」——『ザ・メモリーマン』の核になる一曲。「記憶の男」というアルバムのテーマがここに出ている。
  • 「おもちゃのGUN feat. JAKE」——同郷のJAKEを迎えた共演。鳥取のMC同士の接続を示す一曲。
  • 「砂丘 m o d e」——鳥取砂丘を題材にした地元曲。タイトルの間の抜けた表記まで含めて、この人のユーモアだ。
  • 「愛のメモリー」——飛鳥akaCATMANの楽曲への客演で、公式MVがある貴重な映像参加作。

関連リンク

  • JAKE(同郷のラッパー。「おもちゃのGUN」で共演)
  • KOWREE(UMBコンピレーション『UMBC』で同じく地方代表曲を担当)

出典・確認日

  • 鳥取本通商店街(出演者プロフィール)
  • ORICON(読み・作品情報)
  • jp-hphp(MCバトル戦績データベース)
  • Apple Music / iTunes(作品登録情報)
  • YouTube(飛鳥akaCATMAN公式MV)
  • 確認日:2026年11月8日

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