peko(ぺこ)は、兵庫県川西市出身のラッパー/DJ/ビートメイカー。大阪・梅田の歩道橋サイファーから生まれたヒップホップ集団梅田サイファーのメンバーであり、KENTとの2MCユニット黒衣(くろこ)としても活動する。ラップ、DJ、トラックメイク、ビートボックスを横断する多才さから、R-指定に「完璧超人」と評される存在で、2025年には戦極MCBATTLE第39章の3on3で優勝し、バトルシーンへの本格復帰も果たした。
基本データ
| 名義 | peko |
|---|---|
| 読み | ぺこ |
| 出身 | 兵庫県川西市 |
| 拠点 | 関西(大阪・梅田) |
| 所属 | 梅田サイファー、黒衣 |
| レーベル | Sugarlesslab(黒衣) |
| 活動形態 | ラッパー/DJ/ビートメイカー |
※本名・生年月日は公式には公表されていない。
来歴
中学〜高校時代にRIP SLYMEやKICK THE CAN CREWを聴いて日本語ラップに親しみ、DJやビートボックスへ関心を広げていった。2005年、川西の駅前で路上ライブの準備をしていた一団の中にいたKENTと出会い、2006年頃にKENTと黒衣を結成。当初はKENTがMC、pekoがDJという1MC1DJ編成だった。大阪・中崎町のNOON+CAFEを拠点に活動し、2007年にはアマチュア向けイベント「アマチュアナイト」を開始。本人へのインタビューでは、2010年のMCバトル「SPOTLIGHT」優勝とUMB本戦出場がキャリアの転機として語られている。22歳頃から梅田のサイファーでラップも始め、黒衣は2011年に一度休止したのち、KOPERU主催のイベントを機にpekoもMCとなる2MC編成で再始動した。
2019年には、DJとして多くのMCと親交がある立場から、MCバトルから距離を置くことを表明。一方で2020年に黒衣としてアルバム『Rise Of』を自身のレーベルSugarlesslabからリリースし、2022年の『THE SIGHT』では初のワンマン「THE SHOW vol.1」も開催した。2023年3月、梅田サイファーがSME Recordsからメジャーデビューアルバム『RAPNAVIO』を発売。同年、黒衣のEP『ConverSession』、ISSEIとの連名シングル「Be Myself」も発表している。
プロデューサーとしての仕事も幅広く、2025年1月にはZIMAのプロジェクト「#ZIMA_X」第二弾「苑/en Hood」にビートを提供(MC松島、泰斗 a.k.a. 裂固、SAM、ERONE、Rude-αが参加)。阪神タイガースのスタメン紹介BGMやPlayStationへの楽曲提供も行っている。2025年6月8日、戦極MCBATTLE第39章の3on3(KT Zepp Yokohama)にKBD、KOPERUと「梅田サイファー」チームで出場し優勝。バトルへの本格復帰を印象づけた。同年9月の梅田サイファーのアルバム『HAPPY RETENTION』では表題曲など3曲をプロデュース。2026年8月にはMummy-D(RHYMESTER)との初の連名作「巡る」を配信した。なお梅田サイファーは、2027年夏頃のライブをもって無期限活動休止に入ることが発表されている。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 2005年 | 川西でKENTと出会う |
| 2006年頃 | KENTと黒衣を結成(当初は1MC1DJ編成) |
| 2010年 | MCバトル「SPOTLIGHT」で優勝しUMB本戦へ出場(本人のインタビューによる) |
| 2011年 | 黒衣が活動を休止(後に2MC編成で再始動) |
| 2014年 | ソロ曲「The Boy Flies In The Mid Night」がコンピレーション『INDIE RAP』に収録 |
| 2018年 | 般若「Fly Away (feat. R-指定 & PEKO)」に客演 |
| 2020年 | 黒衣のアルバム『Rise Of』をリリース |
| 2022年 | 黒衣『THE SIGHT』をリリースし、初のワンマン「THE SHOW vol.1」を開催 |
| 2023年 | 梅田サイファーが『RAPNAVIO』でメジャーデビュー。黒衣EP『ConverSession』をリリース |
| 2025年 | 戦極MCBATTLE第39章3on3で優勝。梅田サイファー『HAPPY RETENTION』の表題曲などをプロデュース |
| 2026年 | Mummy-Dとの連名シングル「巡る」をリリース |
音楽性
歌詞の特色は、家族との食卓や日々の暮らしといった「普通の生活」を題材にする自然体の言葉にある。客演したテークエム「Nugget (Remix)」では息子のランドセルに触れるヴァースが話題になった。DJとしては「選曲」を大切にし、影響を受けたDJとしてKAZZ-K、DJ KRUSH、DJ UJIを挙げる。MC、DJ、制作を一人で担えることが、梅田サイファーや黒衣の現場でも大きな武器になっている。
ディスコグラフィ
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黒衣(KENT & peko)
| タイトル | 発売日 | 備考 |
|---|---|---|
| Rise Of | 2020年6月6日 | アルバム(全11曲) |
| THE SIGHT | 2022年3月6日 | アルバム(全7曲) |
| ConverSession - EP | 2023年4月14日 | EP(全6曲) |
| Over Night - Single | 2020年4月5日 | シングル |
| Phantom Menace - Single | 2023年5月14日 | シングル |
ソロ/連名義
| タイトル | 発売日 | 備考 |
|---|---|---|
| Be Myself | 2023年6月21日 | ISSEI & peko名義のシングル |
| Dontwannafallin | 2025年2月17日 | ソロ名義シングル |
| 巡る | 2026年8月12日 | peko & Mummy-D名義のシングル |
梅田サイファーとしての作品はグループの記事を参照。
代表曲
- The Boy Flies In The Mid Night(2014年):コンピレーション『INDIE RAP』収録の初期ソロ曲。
- HOW WE DO(2020年/黒衣『Rise Of』収録):peko自身のプロデュースによる黒衣の代表曲。
- ともすれば(2022年/黒衣『THE SIGHT』収録):KENTプロデュースの黒衣の楽曲。
- マジでハイ(2019年/梅田サイファー):R-指定、KZ、pekoらが参加する梅田サイファーの代表曲。
- Echo feat. peko & テークエム(2021年/hokuto):hokutoのアルバム『plums』収録の客演曲。
- バブルス feat. peko(2026年/claquepot):claquepotへの客演曲。
- 巡る(2026年/peko & Mummy-D):ABEMA「RECTRUCK」での共作から生まれたMummy-Dとの初連名作。プロデュースはhokuto。
- Dontwannafallin(2025年):ソロ名義のシングル。
今後のライブ
2026年12月6日(日)、黒衣のワンマンライブ「THE SHOW VOL.3」大阪公演が梅田Shangri-Laで開催される(同ツアーは11月13日福岡・The Voodoo Lounge、11月28日東京・月見ル君想フを含む全3公演)。また12月27日(日)には、梅田サイファーがFM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2026(インテックス大阪)への出演を発表している(梅田サイファーは公演ごとにメンバーが異なるため、peko個人の出演は公式には未確定)。
出典・確認日
ORICON NEWSプロフィール、Sony Music公式(梅田サイファー)、ZIMA「#ZIMA_X」公式リリース、ABEMA(戦極MCBATTLE第39章)、Djtube ARTIST WIKI(本人インタビュー採録)、iTunes Lookup、YouTube oEmbedで確認(2026年11月5日に確認)。
