イケてるHIPHOPクルー!KANDY TOWNとは!?その1

みなさんは"KANDY TOWN"というHIPHOPクルーを知っているでしょうか?一言で説明するならば、

"東京の街を生きる幼馴染たち、総勢16名のヒップホップ・クルー。"

それがKANDY TOWNなのです。

ちょっと待て!総勢16人!?多くね!?

となった人もいるでしょう。

生でライブを見た人はよーくわかると思うのですが、かなり大所帯のHIPHOPクルーです。舞台にも大人数で上がってます。

約20年ぶりのHIPHOPブームにおいて大注目を集め、今ではワーナーからメジャーデビューも果たすなど、大注目のクルーなのは間違いないですね!

KANDY TOWNの曲

それでは曲を少し紹介しましょう。

KANDYTOWN - R.T.N

めちゃくちゃ洒落てます!夜の街へ遊びに行きたくなりますね!!!!

ラップはRyohu,IO,MASATO,DONY JOINT,BSC,YUSHIですね!

KANDYTOWN - Paper Chase

福沢諭吉がこんなにかっこよく曲中に登場するとは・・・・・・・・

MUD,YOUNG JUJU,DIANがラップしてトラックは"MIKI"です。

Reebok CLASSIC X KANDYTOWN [GET LIGHT]

Reebok CLASSICの広告用に作られたムービーですね!90年代を感じるやばい雰囲気に仕上がってます!

YOUNG JUJU,MUD,DIAN,IOがラップして、トラックは"NEETZ"です。

いかがでしょうか?今までのHIPHOPスタイルとはまた違う"新しいHIPHOP"というイメージが強いですね!

KANDY TOWNとは結局なんなのか?

"KANDY TOWN"とは東京世田谷区・喜多見エリアを中心に結成されたHIPHOPクルーです。

元々その地域で活動していた"BANK ROLL"や"YABASTA"といった複数のクルーが融合するような形で生まれました。

KANDY TOWNの母体とも言えるクルーは2005年に結成された"BANK ROLL"です。

これはYUSHI,IO,RYOHU,BSC,DONNY JOINT,MASATOらによるクルーで、昔からの幼馴染とも言えるメンバーで構成されています。

そのBANK ROLLとは別に、2010年にできたクルーである"YABASTA"というクルーがあるのですが、こちらはYOUNG JUJU,MIKI,GOTTZ,DIANらによって結成されています。

BANK ROLLと比べて若いメンバーが多いのが特徴です。こちらのクルーは現在全員揃うことがないという理由で活動中止状態にあるようです。

この二つのクルーが2012年あたりからステージや楽曲で共演するようになってYUSHIが年下であるYABASTAの面倒を見たりするうちに二つのクルーが急接近。

その次の年にIOがYABASTAに声をかけ、YABASTAがKANDY TOWNに合流して今のKANDY TOWNクルーができました。

それではクルー別に一度メンバーを全員見ていきたいと思います。

BANK ROLLとYABASTA、そしてKANDY TOWNに合流してきたメンバーたち

BANK ROLL

YUSHI

KANDY TOWNのKINGの異名を持つ"YUSHI"は草刈正雄の長男でした。

元々は"ズットズレテルズ"というバンドでラップボーカルをしていたようです。

その時の名義は"ドカットカット"というものだったそうです。

ズットズレテルズ 僕の果汁

ちなみにこのバンドメンバーにはダウンタウン浜田雅功の息子の”ハマ・オカモト"やTHE PRIVATESの延原達治の息子、"オカモトレイジ"も在籍するなど、かなり濃いメンバーで構成されていたようです。

YUSHIは2015年2月14日、転落事故により25歳でこの世を去ります。

YUSHI - 42st.

KANDY TOWNの仲間たちがYUSHIに向けて作ったMVです。

↓YUSHIの作品が見れます。よく見るとKANDY TOWNのアルバムのジャケットもありますね。↓

VEGANZ

今でも生きていれば......なんて野暮だとは思いますが、KANDY TOWNをYUSHIが引っ張っている姿も見たかったと思います。

IO


(RAPPER/FILM DIRECTOR)

和光学園出身

所属クルー

・BANK ROLL
・BCDMG
・TAXi FILMS

IO “Notis”

KID FRESINO - Special Radio ft IO

シティーボーイ感溢れる英語、日本語を織り交ぜたラップ、独特なフローが特徴。英語を多用しているが聞き取りやすいので、すんなり入ってくるラップです。

言葉選びはとてもハイセンスなので、聴き心地、おしゃれ感が頭一つ突き抜けています。

また、その日本人離れしたルックスから有名ファッションブランドのモデルなども務めるなど、活動は多岐にわたります。

なんでもこなせちゃうところには多少嫉妬しちゃいますね。

MASATO


(DJ/RAPPER)

和光学園出身

所属クルー

・BANK ROLL

KANDYTOWNでSOULをスピンさせたらNo.1と言われるセンスの持ち主で、DJプレイは必ずオールヴァイナルだそうです。

兄の影響が強く、小学生の頃からHIPHOPを聴き始めたそう。

また高校からレコードを買い始め、常にVinylでプレイする事にこだわっています。

IOやKIKUMARU、YUSHIとは小学校の同級生でした。

菊丸の1stアルバム'STILL HERE'の特典でMIX CD'SOUL CITY'を作成。菊丸主催のイベントや呂布主催のイベントで配布されたミックスCDです。

2015年6月20日にMIX CD『CITY BOY MIX』を限定300枚で発売しています。

また、2016年11月30日に二作目MIX CD『DISCO CITY』をディスクユニオン限定で発売しました。

数々のPartyでロマンティックな空間をメイクしてきたその選曲センスは必聴です!

RYOHU

(RAPPER/BEAT MAKER)

"呂布"としても活動。

所属クルー

・BANK ROLL

"BSC"とは中学校が同じでライバル的存在だったそうです。

また、YUSHIと同じく"ズットズレテルズ"で活動しており、また"Aun beatz"としても活動しています。

Aun beatz - Summertime

2016年、「中山 亮平」名義で、ショートフィルム『ストリート兄弟』で俳優デビューも果たしており、活動は多岐に渡ります。

呂布と言えば、KANDY TOWN名義の曲、ソロ曲の他に客演も幅広く手がけており、そのカバー範囲は驚くべきほど広いことで話題になりました。

呂布 / "Car Race" - SLEEPERS FILM

Suchmos ”GIRL feat. 呂布”

OKAMOTO'S 『NEKO(Remix) feat.呂布/MUD』MUSIC VIDEO

Base Ball Bear - クチビル・ディテクティヴ PV

トラックからラップまでできちゃうのもあり、かなりクリエイティブに活動しているようです。

かなりの実力者なのは間違いないですね!!!

BSC

(RAPPER)

所属クルー

・BANK ROLL

RYOHUとは同じ中学校で、砧公園でDABOを流しながら素振りをしていたのがきっかけで仲良くなり、のちに同じグループで活動するようになったそうです。

メンバーのまとめ役らしく1stアルバムの最初の録音でメンバーが半数ほどしか揃わなかったがBSCの一声で次の録音から全員揃うようになったなどの話があります。

Big Santa Classic、Baby Santa Claus、Black Short Cake、屍三太郎など多くの名義で活動しています。

Big Santa Classic - AR+

屍三太郎はバトルの時に使っているようですね。6:30秒あたりから見れます。

DONY JOINT

(RAPPER)

所属クルー

・BANK ROLL
・YABASTA
・BCDMG

Dony-Jointとしても活動してます。BSCとは小学校からの仲間で、その縁でYUSHIとも知り合いラップを始め、年下グループでは唯一BANKROLLに所属しています。

IO、YOUNG JUJUとともに"UNITED ARROWS"企画のサイファーへMUROのDJのもと、ANARCHY、KOHHらと並んでの参加や、"CARHARTT"全面サポートでのフリー・ダウンロード作品『Nothing New』をリリースするなど精力的に活動している実力者です。

↓ちなみにここで聞けます。↓

IO、YOUNG JUJUに続く存在として以前より注目が集まり、KANDYTOWNのライブでも定番で披露されている“5 IN THE CITY”(DONY JOINT feat. IO)や“We & 4Ever U”(IO、YOUNG JUJU、DONY JOINT)などの重要曲で聴けるドープなフロウですでにそのスキルやセンスは保証済みですね!

“We & 4Ever U”(IO、YOUNG JUJU、DONY JOINT)

Dony Joint “One & Only Thing” (Official Video)

さいごに

今回は、KANDY TOWNの簡単な紹介や成り立ちと、各メンバーの生い立ちなどをご紹介しました。

一度とても長くなってしまったので、ここで区切らせていただいて、YABASTAと後から合流してきたメンバーに関しては後ほど別記事で記載したいと思います!

読んでいただいてありがとうございました!

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