DABO(だぼ)は、千葉県出身のラッパー。1990年代後半から東京のアンダーグラウンドシーンで活動し、NITRO MICROPHONE UNDERGROUND(NMU)のメンバーとして知られる。Def Jam Japanの第1号アーティストとして2001年にアルバム『PLATINUM TONGUE』でメジャーデビューし、「レクサスグッチ」が大ヒット。ポップスからアンダーグラウンドまで幅広い客演でも知られ、「客演仕事は日本一」と評される存在である。
基本データ
| アーティスト名 | DABO(だぼ) |
|---|---|
| 本名・生年月日 | 非公表 |
| 出身地 | 千葉県 |
| 活動開始 | 1990年代後半 |
| 所属・レーベル | FEEL NO PAIN(2014年にDJ YAKKO、DJ SAATと共同設立)。過去にDef Jam Japan、自身のレーベルBABY MARIO PRODUCTION、Capitol Music(東芝EMI) |
| 所属グループ | NITRO MICROPHONE UNDERGROUND |
来歴
学生時代にアメリカのヒップホップに傾倒し、17歳からラップを始める。1995年頃、DJ HAZIME、SUIKEN、K-BOMBらとユニット「CHANNEL5」を結成し、渋谷・池袋のクラブシーンで活動した。1997年にはSHAKKAZOMBIEの楽曲「共に行こう -version pure-」に客演参加し、頭角を現す。同年にNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDへ加入した。
1999年、初のソロ名義12インチ・シングル「MR.FUDATZKEE」をRealty Recordsから発売。2000年にはNMUのメンバーとしてアルバム『NITRO MICROPHONE UNDERGROUND』を発売した。その後、Def Jam Japanの第1号アーティストとして契約する。
2001年6月、1stアルバム『PLATINUM TONGUE』を発売(オリコン最高15位)。収録曲「レクサスグッチ」は映画『ワイルド・スピード』日本公開版のエンディングテーマに採用され、大ヒットした。2002年に2nd『HITMAN』(同20位)、2003年に3rd『Diamond』(同45位)を発売し、各作で全国ツアーを開催。並行してBoA、SUITE CHIC(安室奈美恵のプロジェクト)、CHEMISTRYなど数多くの作品に客演し、「客演仕事は日本一」と評された。
2004年、自身のレーベルBABY MARIO PRODUCTIONを設立し、ミニアルバム『6bullets』を発売。2005年にはMACKA-CHINとのユニットMABOでアルバム『デラコスタ』を発表した。2006年、Capitol Musicと契約し、客演を一切排した4thアルバム『THE FORCE』を発売。2007年には全曲に客演を迎えたコンピレーション『DABO PRESENTS B.M.W.vol.1 BABY MARIO WORLD』、2009年にベスト・アルバム『I'm The Best』、2010年に5thアルバム『HI-FIVE』を発表した。
2014年、DJ YAKKO、DJ SAATとレーベルFEEL NO PAINを設立。2018年には8年ぶりのソロ作品となるEP『NANA』をリリースした。その後も「Summer Night」(2020年)、「CRISIS DE LOS 20」(2022年)、「Lili」(2023年)などのシングルを発表し、Novel Core「SKILL TEST feat. DABO, Charlu」(2024年)、AI「Untitled (feat. PUSHIM & DABO)」(2024年)など、新世代・同世代アーティストの作品への客演も続けている。MC業のほか、イラストレーター(フダ画伯名義)やコラムニストとしても活動する。
年表
| 1995年頃 | DJ HAZIME、SUIKEN、K-BOMBらとCHANNEL5を結成 |
|---|---|
| 1997年 | SHAKKAZOMBIE「共に行こう -version pure-」に客演。NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDに加入 |
| 1999年 | 初のソロ・シングル「MR.FUDATZKEE」 |
| 2000年 | NMUのアルバム『NITRO MICROPHONE UNDERGROUND』発売 |
| 2001年 | Def Jam Japanの第1号アーティストに。1stアルバム『PLATINUM TONGUE』(オリコン15位) |
| 2002年 | 2ndアルバム『HITMAN』(同20位) |
| 2003年 | 3rdアルバム『Diamond』(同45位) |
| 2004年 | BABY MARIO PRODUCTION設立。ミニアルバム『6bullets』 |
| 2005年 | MABO(with MACKA-CHIN)『デラコスタ』 |
| 2006年 | Capitol Musicと契約。4thアルバム『THE FORCE』 |
| 2007年 | コンピレーション『DABO PRESENTS B.M.W.vol.1 BABY MARIO WORLD』 |
| 2009年 | ベスト・アルバム『I'm The Best』 |
| 2010年 | 5thアルバム『HI-FIVE』(同42位) |
| 2014年 | DJ YAKKO、DJ SAATとFEEL NO PAIN設立 |
| 2018年 | EP『NANA』(8年ぶりのソロ作品) |
| 2020年 | シングル「Summer Night」を発表 |
| 2022年 | シングル「CRISIS DE LOS 20」を発表 |
| 2023年 | シングル「Lili」を発表 |
音楽性・スタイル
ハードエッジでストリート感の強いリリックと、押しの強いフロウが特徴。英語圏ヒップホップ直系のスキルフルなラップを日本語で成立させた世代の代表格と評される。一方で「PINKY 〜だから、その手を離して〜」のようなメロディアスな楽曲、「おはようジパング」のようなユーモアとメッセージ性を併せ持つ楽曲まで振れ幅が広く、『THE FORCE』以降は社会や若者へのメッセージを含んだ歌詞も増えた。
キャリア上の大きな特徴は客演の多さで、ポップスのメジャーアーティストからアンダーグラウンドまで共演相手は多岐にわたる。兎年生まれであることを歌詞でアピールするなど、言葉遊びとセルフボースティングも持ち味である。
ディスコグラフィ
※本記事のApple Musicリンクはアフィリエイトリンクです。
スタジオアルバム
| 発売日 | タイトル | レーベル | Apple Music |
|---|---|---|---|
| 2001年6月13日 | PLATINUM TONGUE | Def Jam Japan | Apple Music |
| 2002年9月25日 | HITMAN | Def Jam Japan | Apple Music |
| 2003年12月24日 | Diamond | Baby Mario Production | Apple Music |
| 2006年2月15日 | THE FORCE | 東芝EMI(Capitol Music) | Apple Music |
| 2010年11月3日 | HI-FIVE | EMI | Apple Music |
『PLATINUM TONGUE』はオリコン最高15位、『HITMAN』は同20位、『Diamond』は同45位、『HI-FIVE』は同42位を記録した。『THE FORCE』は客演を一切排した作品である。
その他の作品
- ミニアルバム:『6bullets』(2004年)※Apple Music(JP)での配信を確認できなかったためリンクなし
- コンピレーション:『DABO PRESENTS B.M.W.vol.1 BABY MARIO WORLD』(2007年、Apple Music)
- ベスト・アルバム:『I'm The Best』(2009年)※Apple Music(JP)での配信を確認できなかったためリンクなし
- EP:『NANA』(2018年、Apple Music)
- 主なシングル:「拍手喝采」(2001年)、「レクサスグッチ」(2001年)、「D.A.B.O.」(2002年)、「恋はオートマ feat.HI-D」(2002年)、「CLAP YA HANDS」(2003年)、「おはようジパング」(2006年)、「Summer Night」(2020年)、「CRISIS DE LOS 20」(2022年)、「Lili」(2023年)
- 主な客演:SHAKKAZOMBIE「共に行こう -version pure-」(1997年)、BoA「Winding Road」(2003年)、SUITE CHIC「Sing My Life」、CHEMISTRY川畑要とのKAWABATA and DABO「BROTHERHOOD」、ZEEBRA「城南ハスラー2」、OZROSAURUS「Keep Rollin'」、Novel Core「SKILL TEST feat. DABO, Charlu」(2024年)、AI「Untitled (feat. PUSHIM & DABO)」(2024年)ほか多数
代表曲
- レクサスグッチ(2001年、シングル/『PLATINUM TONGUE』収録):映画『ワイルド・スピード』日本公開版のエンディングテーマに採用された、DABOの名を全国区にした代表曲。
- 拍手喝采(2001年、シングル/『PLATINUM TONGUE』収録):メジャー初期の代表曲。
- PINKY 〜だから、その手を離して〜 feat. TYLER(2001年、シングル/『PLATINUM TONGUE』収録):メロディアスな一面を見せた楽曲。
- おそうしき feat. 般若(2003年、『Diamond』収録):般若との共演で知られる楽曲。
- おはようジパング(2006年、シングル/『THE FORCE』収録):ユーモアとメッセージ性を併せ持つ楽曲。
- デッパツ進行(2010年、『HI-FIVE』収録):レーベル公式チャンネルでMVが公開されている。(
) - SUMMER NIGHT(2020年、シングル):本人公式チャンネルでMVが公開されている。(
) - CRISIS DE LOS 20(2022年、シングル):本人公式チャンネルでMVが公開されている。(
)
今後のライブ
PLAY MAGAZINEのライブ情報に掲載されている2026年12月の公演は、現時点ではありません。新しい情報が入り次第、本ページとライブ・チケット欄でお知らせします。
出典・確認日
- Wikipedia「DABO」
- オリコンニュース プロフィール/作品ページ
- Apple Music アーティストページ
- EMI Records Japan/DABO Official(YouTube公式チャンネル)
(2026年11月4日確認)最新の情報は公式発表をご確認ください。
