KOJOE(コージョー)は、新潟県に生まれ、ニューヨーク・クイーンズで育ったラッパー/プロデューサー。10代で渡米し、2007年にNYの名門インディペンデント・レーベルRAWKUS RECORDSと日本人として初めて契約した。2009年の帰国後は、英語と日本語を自在に行き来するバイリンガルなラップと歌の二刀流で活動を続け、Talib KweliやRaekwonといったUSの実力派とも共演。自身が代表を務めるスタジオ/レーベル「J.Studio」を東京・大阪・沖縄・山口に展開し、完全インディペンデントな姿勢を貫いている。
基本データ
| 名前 | KOJOE(コージョー) |
|---|---|
| 本名 | Sakata Koichiro(Sony Musicのアーティストバイオ等で公表されているローマ字表記。漢字表記は公式に確認されていない) |
| 出身地 | 新潟県生まれ、アメリカ・ニューヨーク(クイーンズ)育ち |
| 活動拠点 | 現在は沖縄を拠点に活動(2023〜2024年の公式紹介文による) |
| 所属 | J.Studio(自身が代表を務めるスタジオ/レーベル) |
| 生年月日 | 未公表(公式プロフィール等に記載がないため、本記事では掲載しない) |
来歴
新潟に生まれ、10代でニューヨーク・クイーンズへ移住。現地でラッパーとしてのキャリアを開始し、MPC2000XLを手にしてビートメイクも始めた。2007年、RAWKUS RECORDSと契約。日本人(アジア人)として初めてのRAWKUS契約として各メディアで紹介され、コンピレーション『Rawkus 50 Mixtape Vol.1』に参加した。その後レーベルは閉鎖し、2009年に帰国した。
帰国後はバイリンガルなスタイルで多数のアーティストと共演。SEEDAと共に参加した5lack(当時S.L.A.C.K.)『我時想う愛』(2011年)収録「東京23時」で知ったリスナーも多い。Raekwon「Samurai Yaro」(2011年)、Talib Kweli「No Idea」(2012年)などUSアーティストとの共演も重ね、2012年に1stフルアルバム『MIXED IDENTITIES 2.0』、2013年に『51st State』をリリースした。
Olive Oilとの共作『blacknote』(2014年)で新たなファン層を獲得し、2017年11月には5lack、ISSUGI、Awichらが参加した『here』を発表。収録曲「Day n Nite」のMVはNew York FestivalsでGoldを受賞するなど国際的な評価を受けた。2018年8月に『2nd Childhood』をリリース。2020年には大阪にJ.Studio Osakaを開設し、以後J.Studioの全国展開を進めている。2025年にはJ.Studio山口からの初リリースとして1Co.INRとの共作『Uh Huh』を発表。2026年12月6日には渋谷WWWでワンマン「ORGANIZED CONFUSION」の開催が発表されている。
年表
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 2007 | RAWKUS RECORDSと契約(日本人初とされる) |
| 2009 | 帰国し、日本を拠点に活動 |
| 2011 | Raekwon客演シングル。S.L.A.C.K.『我時想う愛』に参加 |
| 2012 | Talib Kweli客演「No Idea」。1stアルバム『MIXED IDENTITIES 2.0』 |
| 2014 | Olive Oilとの共作『blacknote』 |
| 2017 | 『here』リリース |
| 2018 | 『2nd Childhood』。「Day n Nite」MVが国際広告賞を受賞 |
| 2020 | J.Studio Osakaを開設。EP『23』 |
| 2025 | J.Studio山口を開設。1Co.INRとの共作『Uh Huh』 |
| 2026 | 12月6日に渋谷WWWでワンマン「ORGANIZED CONFUSION」開催予定 |
音楽性
英語と日本語を自在に行き来するバイリンガル・ラップが最大の特徴で、クイーンズで培った本場仕込みのスキルが土台にある。ラップだけでなく歌唱もこなす二刀流で、初期は英語中心だったが、帰国後は「伝わること」を意識して日本語の比重を高めていった。ラッパー/シンガーであると同時に、ビートメイカー、プロデューサー、ミックス・エンジニアとしても活動し、自身の作品のミックスを手がけることも多い。
ディスコグラフィ
※本記事のApple Musicリンクはアフィリエイトリンクです。
| 発売日 | タイトル | 種別 |
|---|---|---|
| 2012 | MIXED IDENTITIES 2.0 | アルバム(Apple Music未配信) |
| 2013 | 51st State | アルバム(Apple Music未配信) |
| 2014-07-02 | blacknote(Kojoe & Olive Oil) | アルバム |
| 2015-06-24 | HH(Kojoe & Olive Oil) | アルバム |
| 2016-09-14 | good day bad habit(Kojoe & Aaron Choulai) | アルバム |
| 2017-11-15 | here | アルバム |
| 2018-08-22 | 2nd Childhood | アルバム |
| 2021-08-17 | Queens Bound | アルバム |
| 2025-07-07 | Uh Huh(Kojoe & 1Co.INR) | アルバム |
このほか「Joe's」シリーズ(『Joe's Housing Project』『Joe's Chicken N Waffles』『Joe's Blvd』『Joe's Winter』『Joe's Neon』)をはじめ、多数のEPや共作をコンスタントに発表している。
代表曲
- PenDrop feat. ISSUGI――『here』収録。同作で特に人気の高い曲として各メディアが紹介する。公式MVの現行アップロードが確認できないため、Apple Musicのプレーヤーで紹介する。
- BoSS RuN DeM feat. AKANE & Awich――『here』収録。KOJOE自身のプロデュース曲。
- Day n Nite――『here』収録。ドローンによるモーションコントロール撮影で話題となり、New York Festivals Gold等を受賞したMV。
- Cross Color feat. Daichi Yamamoto――『here』収録。
- Tokyo City Lights feat. Ace Hashimoto & 5lack――『here』収録。
- No Idea feat. Talib Kweli――NY時代の代表曲(2012年)。
- Samurai Yaro feat. Raekwon & Tao――Wu-Tang ClanのRaekwonを迎えた2011年のシングル。
- Chillaxation feat. 5lack――Olive Oilとの共作『blacknote』収録。
今後のライブ
2026年12月6日、渋谷WWWでワンマンライブ「ORGANIZED CONFUSION」の開催が発表されています。約20年のキャリアを総括する内容とされています。詳細はPLAY MAGAZINEのライブ情報欄でも紹介します。
出典・確認日
出典:ORICON NEWSアーティストプロフィール/ele-king/Sony Music系アーティストバイオ/Raw Denshi(AAO)公式プロジェクトページ/OTOTOY/hiphoptokyo/朝日新聞「好書好日」/Apple Music。本記事の情報は2026年11月5日に確認した。
