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JAPANESE HIP-HOP
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アーティスト名鑑

JAKEN

読み方じゃけん

名前そのものが広島弁の語尾「〜じゃけん」。広島のJAKENは、バトル番組を見て育った世代でありながら、大会ではなくYouTubeのワンテイクパフォーマンスで全国区になったラッパーだ。2023年の「Seaside Flow」が約539万回再生を記録し、2024年には国内最大級のフェス「POP YOURS」の新人枠に立った。客演で参加した「OMAE」のMVは約1,121万回再生。成功後に東京へ出ず、広島に自分のスタジオを構えた選択も含めて、地方から出る意味を体現するキャリアとして読める。私は「DONZOKO」を初めて聴いたとき、境遇を包み隠さず歌う率直さに、飾らない強さを見た。

基本データ

名義 JAKEN(旧名義:JAKEN G)
読み ジャケン
拠点 広島県
活動開始 2021年
名義の由来 広島弁の語尾「〜じゃけん」

来歴

2021年、18歳で広島から大阪へ移り、韻踏合組合のHIDADDYが手掛けるショップ「一二三屋」のスタッフとして働きながら活動を始めた。同年、Jaken G名義で「For Tossy」(初PVはHIDADDY撮影)、「I Only You」を配信している。

転機は2023年。百足&韻マンの「RETTER」への客演を経て、同年5月にRommy Montana率いる03- Performanceの企画で「Seaside Flow」を披露し、大ヒット。これが全国区への扉を開いた。以後は「White Tee」「STREET PAIN」「DONZOKO」「Silent」とシングルを連発する。2024年5月には「POP YOURS 2024」(幕張メッセ)のNEW COMER SHOT LIVEに出演。6月にはRed Bullのマイクリレー企画「RASEN」第27回にMIKADO、Lisa lil vinci、18stopと参加し、同月に1stアルバム『PUSHIN J』を発表した。11月には東京・ZEROTOKYOのイベント「Voyage」にも出演している。

2025年5月、2ndアルバム『SEA SIDE LAND』を発表。収録曲「OMAE (feat. 百足&韻マン)」のMVは約1,121万回再生(2026年11月時点)に達した。同年11月にEP『COME BACK - EP』。2026年8月にはICE KINGとの共作アルバム『STILL ALONE』を出し、「Alone Remix」の動画も約260万回再生を記録している。現在は広島を拠点に自前のスタジオを構える。地方で成功した人が出ていくと、下の世代にとって成功が身近でなくなる——その構造を変えたいという趣旨を取材で語っており、地元に残る選択は彼のキャリアの核にある。

年表

2021年 大阪へ移住、一二三屋スタッフに/Jaken G名義でデビュー
2023年 「RETTER」客演/「Seaside Flow」でブレイク
2024年 POP YOURS 2024出演/RASEN第27回参加/1stアルバム『PUSHIN J』
2025年 2ndアルバム『SEA SIDE LAND』/EP『COME BACK - EP』
2026年 ICE KINGとの共作アルバム『STILL ALONE』

音楽性

オートチューンを用いたメロディックなフロウが軸で、力強いハスキーなラップとメロウな歌唱が同じ曲の中に同居する。影響を受けたWatsonの系譜で語られることが多く、フレーズの残り方で勝負するタイプだ。主題は貧しさや苦境の率直な描写と、そこからの成り上がり、そして家族と地元への愛着。「Seaside」を冠する曲名群(Seaside Flow、Seaside Wave、SEA SIDE DREAM、HIROSHIMA SEA SIDE等)は、瀬戸内の海辺という出自を作品世界の中心に置き続ける彼の署名になっている。

ディスコグラフィ

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発売日 タイトル 形態
2024-06-14 PUSHIN J 1stアルバム(11曲)
2025-05-30 SEA SIDE LAND 2ndアルバム(11曲)
2025-11-15 COME BACK - EP EP(5曲)
2026-08-31 STILL ALONE(JAKEN & ICE KING) 共作アルバム(8曲)
2021-07-02 For Tossy(Jaken G) シングル
2021-07-27 I Only You(Jaken G) シングル
2023-05-08 Seaside Flow(03- Performance, JAKEN & Rommy Montana) シングル
2023-07-14 White Tee (feat. 18stop) シングル
2023-10-31 STREET PAIN シングル
2023-11-15 DONZOKO シングル
2023-12-27 Silent (feat. JACK TOMMY) シングル
2024-01-21 SEA SIDE DREAM シングル
2024-05-10 PRIDE シングル
2024-05-16 Seaside Flow2(JAKEN & Rommy Montana) シングル
2024-10-16 OMAE (feat. 百足&韻マン) シングル
2024-12-13 XMAS NIGHT シングル
2025-02-14 CINDERELLA BABY シングル
2025-04-19 HIROSHIMA SEA SIDE シングル
2025-12-23 SadXmasNight シングル
2026-02-19 SeaSideSwag シングル
2026-03-29 Cartierよりも (feat. ICE KING) シングル(2曲)
2023-03-20 RETTER (feat. JAKEN)(百足&韻マン) 客演シングル
2023-08-15 SHINE(Rommy Montana & JAKEN) 共作シングル
2024-01-02 03- Cypher 2023(03- Performance) 参加シングル
2024-02-10 Zzz(18stop)収録「Spotlight (feat. JAKEN)」 客演
2024-07-05 Party Night (feat. 18stop & JAKEN)(YUTO & DopeOnigiri) 客演シングル
2024-11-15 03-(03- Performance & Rommy Montana)収録「Hajimari (feat. JAKEN)」 客演
2025-04-18 THE KILLER CUTS(DJ CHARI)収録「Seiko Watch (feat. lj & JAKEN)」 客演
2025-08-26 DIAMOND TEARS(百足)収録「OUT OF CITY (feat. JAKEN & YUKI)」 客演
2025-09-09 Alone (Remix)(ICE KING & JAKEN) 共作シングル
2025-10-08 シャボン玉 (feat. JAKEN)(CIMBA) 客演シングル
2026-04-28 RISING SOUL (feat. JAKEN)(CHEHON) 客演シングル
2026-08-28 Diamond Love (feat. JAKEN & S-Liam)(LOM) 客演シングル
2026-09-17 金なさ過ぎて売ったパソコン (feat. JAKEN) [Remix](JIN) 客演シングル

代表曲

  • 「OMAE (feat. 百足&韻マン)」— 『SEA SIDE LAND』収録。MVは約1,121万回再生と本人名義で最大の到達点。百足&韻マンとの共演だからこそ生まれた熱量があり、JAKENの存在感が客演の枠を超えている。
  • 「DONZOKO」— タイトル通りの境遇を歌った初期の代表曲。苦境を飾らずに置く率直さが、彼の「成り上がり」の物語の起点になっている。
  • 「HIROSHIMA SEA SIDE」— 地元の海を冠した曲。名前の由来である広島弁と合わせて、JAKENというアーティストの出自そのものを歌った一曲だ。
  • 「Seaside Flow」— ブレイクのきっかけとなった曲。03- Performanceのパフォーマンス動画は約539万回再生され、大会ではなく映像で全国区になった彼の経路を象徴する。ここでは音源で紹介する。

出典・確認日

Apple Music、公式YouTubeチャンネル(Jaken/03- Performance/韻マン)、ぴあ音楽(POP YOURS出演発表)、ZEROTOKYO(イベントページ)、djtube ARTIST WIKI(来歴の二次情報)。2026年11月8日確認。

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